おかげさまで連日忙しくさせていただいていた年末年始～3連休が終わり、

ようやく昨年の振り返りや本年の抱負を文章にまとめる余裕ができた気がします。。。

これまでコロナ禍に見舞われゲストハウスの存在意義から考え抜いた2020年、

感染の波に左右されながらもワクチン接種によって少し光が見え始めた2021年を経て、

2022年がどんな年だったのかを文章に残しておき、最後に2023年の抱負を書いておきたいと思います。

2022年の振り返り

1-2月はオミクロン株による所謂「第6波」に襲われたこともあり、観光の方は少なくなりました。

しかしその分、今までにも増して幅広い用途でご利用いただく方と巡り合えました。

（国家資格試験を控えた大学生、百貨店の催事出店の方、給湯機の故障によって避難してきた方など。。。）

2月はやや赤字でしたが1月は黒字でした。

3‐4月は桜の時期（3月後半～4月前半）はほぼ満室となりましたがまだまだ一人の利用が多く、

前年と大きく変わらず、まだまだ客足が遠いと感じておりました。

転機はゴールデンウィーク。

4/29～5/8までの11日間、和室大部屋も含めて全ての日で満室に！

久々の行動制限のない大型連休で天気も良く、

「観光地の人出が増加」という報道が、人々を旅気分にさせてくれたようです。

その流れもあり、5月はコロナ禍で最高の売上となりました。

本来なら閑散期の6月も良い流れは続き、6月は久々の一棟貸切利用が2件ありました。

そして7月より旅行代金50%OFF＋地域クーポンという破格のキャンペーン

「いまなら。キャンペーン2022プラス」が全国の方を対象に開始されることに。

安倍元総理の事件もあり7月前半は伸び悩んだものの、後半からはどんどんお客様が増え、

5月に次ぐ売上に。

8月は長期（3週間のご利用）、一棟貸切利用2件、家族連れでの帰省などにより、

コロナ前の売上水準を回復することができました。（詳細はこちら）。

閑散期である9月も1週間以上の長期利用が6組と、また多くのリピーターさんに支えられ、

5月と同等の売上となりました。

そして10月。

10月11日より全国的に始まった「全国旅行支援」、

お得な旅だとしてテレビなどで大きく報道されておりましたが、

開始と同時に新規予約が通常の4倍、電話問い合わせも鳴りやまないという嬉しい悲鳴に。

10月も8月と同様、コロナ前の売上水準に回復しました。

11月は私のコロナ感染による臨時休館の影響もあり黒字ギリギリでしたが、

12月は多く休みを取った割に好調に推移し、7月と同等の売上となりました。

また11月から訪日外国人観光客の方が少しずつですがいらっしゃるようになりました。

2023年の抱負

定量的な目標としては今年こそ「毎月黒字を達成する」ということです。

当たり前のことですが、宿の経営を継続する為には利益を確保することが大事です。

理由のない値上げや不誠実なことをせずに黒字を達成したいと思っております。

（理由のない値上げについてはこちらをご参照ください。）

特に本年はコロナ禍から日常を取り戻すきっかけになる1年になります。（だと信じておりますが。。。）

逆にGoToトラベルや全国旅行支援などの支援策は、今回の分で終了となるでしょう。

行政からの支援がないということは、地域や宿の実力が今まで以上に試されることになります。

支援によって生き延びていた宿の多くは、恐らく淘汰されていきます。

多くのお客様にお越しいただけるよう、策を講じていきたいと思います。

そして定性的な目標は、昨年末のブログに書いた通り、

「皆が【行きたい】と思える宿ではなく、誰かにとって【使いやすい】宿でありたい。」ということです。

おかげさまでオープンしてから3年3ヶ月、

着実にリピーターの皆様が増えてきていることを実感しており、

目的は様々ですが皆様、当館の「使いやすさ」を評価していただいております。

奇抜なイベントや独特の内装で注目を浴びるようなことではなく、

「快適さ」「清潔さ」「過ごしやすさ」にこだわっていきたいと思います。

（以前からの目標として「リピーターさん8割、ご新規さん2割」があります。まだまだ目標には遠いですが、近づけるように頑張りたいと思っております。）

そして特定のご宿泊者様を贔屓するようなことはせず、皆様に平等に接するということも忘れないようにしていきます。

長文になってしまいました。。。

ということで、本年もゲストハウスはじまりをどうぞ宜しくお願い致します！！