おかげさまで多くの方にお越しいただき、
2022年8月は、1ヶ月での売上としてはコロナ禍での最高記録を達成、
コロナ前で紅葉シーズンだった2019年11月の単月売上とほぼ同等まで回復致しました。
(稼働日数で言うと2019年11月比で113%となりました。)
第7波真っただ中で、夏休み・お盆時期とはいえ決して観光の繁忙期ではない2022年8月が、
コロナ前&紅葉シーズンで繁忙期と言える2019年11月と同等レベルまで回復したということで、
もう「コロナが原因で売上が減った」という仮説は成り立たなくなりました。
この嬉しい結果は、決して「たまたま」起こったものではなく、
「成るべくして成った」結果だと考えております。
2019年11月と2022年8月、単月の売上構成を比較しながら、考えの一部をお伝えしたいと思います。
宿の集客に悩む方へ、検討の一助になれば幸いです。
違い①~お客様の組数~
ご宿泊いただいた人数は、2019年11月で149名、2022年8月で120名と大きく変わらないのですが、
組数(グループの数。1人旅でも6人グループでも1つの予約であれば1組。)が異なります。
2019年11月は「106組」に対し、2022年8月は「48組」。
組数は半減以下となりました。
それなのに何故売上が同じになったのか。
それは「1組辺りの単価」が2倍以上になったからであります。
少しわかりにくいですが上の円グラフは「部屋別の予約組数構成比」を比較したものになります。
2019年11月には7割ほどを占めている水色・黄色の「ドミトリー(1人旅用のお部屋)」が、
2022年8月には3割ほどに減り、個室、大部屋、貸切が増えていることがわかります。
コロナ対策によりドミトリールームを個室化(最大7名→2名に)していることもあり、ドミトリーの利用は減っておりますが、
単価の高い個室や貸切のご予約をしっかりと集客できたことで、売上を確保できました。
違い②~お客様の1組辺りの人数~
それはこちらの「人数別組数比較グラフ」でも確認できます。
2019年11月は1名利用が全体の半数以上、2名利用までが全体の8割以上を占めているのに対し、
2022年8月は2名利用まででも全体の4割弱、逆に7名以上の団体様が4分の1を占めております。
多くのグループ・団体のお客様に選んでいただいたことが比較するとわかります。
たまたまたこうなっただけでは?とのお声をいただきそうですが、
コロナ対策で人数制限をしている中で、売上の最大化を狙った施策を徹底的に行い、
狙い通りの結果になったからであると考えております。
コロナ禍で売上が下がるのは仕方ないと思考停止になるのではなく、常に前を向いて宿を継続する為に考えて実行した結果だと思っております。
※集客施策についてはここで書ききれないほどありますので、気になる方は直接お声かけください。
とにかくコロナ前の売上に肩を並べるところまで回復できたことで、
巷でよく言われている「コロナのせいで売上が下がった」という言い訳を言うことはできなくなりました。
売上が悪くてもそれはコロナのせいではなく、宿の努力と工夫が足りないだけだと言い切ることができます。
全ては「泊まりたい」と思ってくださったときに泊まっていただける環境、つまりは宿を継続していく為に、
色んなことを考え、実行していきたいと、改めて思いました!
9月3連休以降、まだ若干お部屋に空きがございます。
ご検討のほど、よろしくお願いいたします!!
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