長いようであっという間だった2022年も本日で終わり。
皆様には一年、大変お世話になりました。この場を借りて御礼申し上げます。
当館としての2022年の振り返りは年末年始の繁忙期が終わってからするとして、
今年一年で強く感じたことは、タイトルにある通り
【皆が「行きたい」と思える宿ではなく、誰かにとって「使いやすい」宿でありたい。】
ということです。
先日ネットで下記の記事を読みました。(タイトルから遷移されます。)
「テレビに取り上げられるとロクなことにはならない…飲食店経営者が「行きたいお店になるな」と説くワケ」(PRESIDENT Online 12,23配信)
京都で地元に愛されるイタリアンバルを経営する方が書いておられます。
「多くのお客様に求められているのは独自性よりも使いやすさを重視したお店(記事より引用)」
特にこの一文が、業種は違えど今年の宿運営においてキーワードだったなと感じております。
よろしければこちらの記事をご覧ください。
2022年は売上高が前年比36%増となりましたが、初めて泊まるという新規の方はほぼ横ばい、
またInstagramのフォロワー数、イイねの数も昨年からほぼ横ばいでした。
一方で増えたのはリピーターさん。
2021年までのリピーターさんはもちろん、今年になって更に増えました。
(直予約比率が前年40%→50%へ増加、一般的にリピーターさんは直予約が多いです。)
そしてリピーターさんの宿泊目的について、今まではビジネス利用が圧倒的でしたが、
今年は観光や帰省でのご利用の方が増えました。
残念ながら(?)SNSでバズることもなく、メディアの取材などもなく、
「じゃらん・泊まって良かった宿大賞2022」に選ばれても何の反応もありませんでしたが、
多くのリピーターさんにご利用いただけたのは、オシャレやトレンドといった「独自性」ではなく、
大和八木駅近という立地や、快適さ・過ごしやすさという「使いやすさ」だったのではないかと考えております。
リピーターさんからのご予約というのは、オーナーとして本当に嬉しいです。(もちろん初めての方からのご予約も変わらず嬉しいですよ。)
いくら安いとはいえ、心地よく過ごせなかった宿をリピートすることはない。
ということは、過ごしやすい宿だったからこそもう一度利用していただけたということ。
橿原周辺で仕事・用事があった時に思い出してもらえたこと。
努力が報われるとはこういうことなんだなと改めて感じ、感謝の気持ちでいっぱいです。
(よく「自分の家のようにくつろげる」と言ってくださいます。家に帰ってきたような感覚でいてくださることはとても嬉しいことです。)
宿泊業には繁忙期と閑散期があり、春の桜や秋の紅葉、また長期休暇の期間は
皆が旅に「行きたい」という方が増える時期でもあります。
それでも「使いやすいからまた利用したい」というリピーターさんを何よりも大切にしたい。
そんなことを考えた年の瀬でした。
来年も頑張って週2回のブログ投稿は続けていきたいと思います!
2023年もゲストハウスはじまりを、どうぞよろしくお願い致します。
それでは皆様、良いお年をー!!
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