世界的な原油や資材価格の上昇により、

身の回りの様々な商品の値段が上がっております。

当館近くでご宿泊者様に大人気のスーパー銭湯「あすかの湯」でも、

「燃料代の高騰」を理由に6月より入場料が50円値上げとなっております。

また今日インスタント麺、サッポロ一番塩ラーメンの5袋入りパックをスーパーで見たら、

以前は税抜298円だったのに、468円になっておりました。

庶民の味方、セブンイレブンの「100円コーヒー」も110円になるようです。（詳細はこちら。）

こうした商品の値上げについては、

「原材料費の高騰」「仕入価格・人件費の高騰」という理由が考えられるため、やむを得ないと思います。

一方、ホテル業界や航空・鉄道業界が休日や大型連休時に価格を上げる手法、

いわゆる「ダイナミック・プライシング」について、以前からやや疑問を持っています。

基本的にはどの時期であっても、受けられる（事業者としては提供する）サービスは同じです。

それなのに時期によって2倍や3倍、もしくはそれ以上価格差がついている様子は、

皆様も一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

これは「多くの経費」では説明のできない、利益を稼ぐための値上げであると言えます。

ホテル業界や航空・鉄道業界ではもはや常識となっており、

消費者も受け入れてしまっているように感じます。

そして値上げに対抗する手段として、

「早割」「直前予約割」や「ポイント・マイル還元」も常識となっております。

しかしこの「一旦値上げして少しだけ割引をし、お得感を演出する」手法は、

一定の水準を超えると、消費者にとって極めて不誠実なものだと感じます。

いつまでこんなアコギなやり方を業界として続けていくのでしょうか。

当館では、ただただ平常時よりも利益を多く稼ごうとする手法、

「理由のない値上げ」は今後ともするつもりはございません。

（リネン代や光熱費が高騰した際は、きちんと説明した上で値上げを検討致します。）

特にこれからGOTOトラベルなどが再開された際には、便乗値上げをする宿が出てくるかと思いますが、

当館はもちろんそんなことは致しません！

（公式ホームページ内「選ばれる理由」に「05いつも変わらない手頃な価格」と明記しております。）

いつでも変わらない手頃な価格ということで、どうぞ安心してご予約いただければと思います！