1年の折り返しを迎える6月。
近畿地方でも先日梅雨入りが発表され、雨が多い日が続きます。
そしてゴールデンウィークと夏休みに挟まれた6月は、観光業界にとって閑散期と呼ばれる季節。
しかしそんな時期だからこそ、落ち着いて旅ができるまたとないチャンス!
そしてまた、ネガティブ要素をポジティブに変えられるオススメスポットがあります!
今回は奈良中南部の6月ならではのオススメスポットをご紹介します。
雨粒も似合う鮮やかな紫陽花を眺める
西国三十三カ所巡礼の札所である「長谷寺」「岡寺」「壷阪寺」にて
7月9日㈰まで、境内に色鮮やかな紫陽花が飾られる「あぢさゐ回廊」が開催されております!
現在飾られている紫陽花は鉢植えのもので既に満開となっているようで、
期間中はずっと見頃の状態だと思われます。(昨年は最後まで満開でした!)
(昨年お詣りした様子はこちらのブログからご覧ください!)
自生の紫陽花は例年であれば6月中旬~下旬が見頃となりますが、今年は少し早いよう。
特に長谷寺の自生の紫陽花はとても見ごたえがあって素敵です。
上記三寺はいずれもご本尊の特別拝観中となりますので、そちらも併せて、
ゆっくりと祈りをささげてみるのも良いのではないでしょうか。
橿原神宮の近くにあり久米仙人伝説で知られる「久米寺」。
紫陽花がとても有名なお寺で、境内に「あじさい園(有料)」が設けられております。
今年の開園日はまだ発表されていないようですが、例年通りだと6月10日~1ヶ月程度となります。
隣に近鉄南大阪線が通る境内で、本当にカラフルに咲く紫陽花が目を楽しませてくれます!
橿原神宮詣りと併せて、お詣りいただきたいお寺です。
聖なる山の麓に咲く希少なササユリを拝む
国造りの神様「大物主大神」を祀る日本最古の神社の一つ「大神神社」。
境内には希少な花「ささゆり」が咲く「ササユリ園」が6月下旬まで開園中です。
古事記によるとささゆりは「佐韋(さゐ)」と呼ばれ、三輪山の麓にたくさん咲いていたようですが、
自然環境に敏感なため急激に数を減らしてしまったため、平成5年より保存活動を開始、
近年ようやくここまで数を増やしてきたとのことです。
大神神社の末社でささゆりを神に捧げるお祀りがあるような神聖で希少な花を、是非ご覧ください。
そして長らく休止されていた、御神体である三輪山への登拝が、
5月10日より再開されております!
こちらの注意事項をご覧の上、かつては禁足の地だった場所へ足を踏み入れてみてください。
更に6月21日(水)~7月9日(日)まで、拝殿前に「茅の輪」が設置されております。
半年間の罪や穢れを祓い、残り半年を健康に過ごすための神道における禊の一つ、
八の字にくぐり、下半期の無病息災を祈りましょう。
薔薇と提灯のコラボレーションを堪能する
毎年春と秋に開催される「おふさ観音」での「バラまつり」。
今回は昨冬から飾られていた提灯がまだ外されていないことから、ここにしかない景色
「バラと提灯のコラボレーション」を見ることができます!
バラは6月下旬まで見頃が続くよう。ひとときの癒しを感じてください。
雨の日だからこそ行きたい、龍神様が眠る地へ
宇陀市・室生地区は古より「水の神様」「龍神様」が棲む場所として、
雨乞いの儀式などが行われてきた場所です。
険しい自然環境が特徴で、まるで修行の場に来たような張り詰めた空気や静寂さを感じます。
それが雨の日と相性抜群!!
晴れの日ではなく曇りや雨の日に行ってほしい場所、室生がダントツでNo.1です!!笑
室生龍穴神社・吉祥龍穴についてはこちらのブログを、
龍鎮の滝・龍鎮神社についてはこちらのブログをご参照ください。
想定以上に多くのお客様がお越しいただき、怒涛のように駆け抜けた3月~5月と比べると、
6月はまだまだお部屋に余裕があります。
憂鬱になりがちな季節を、奈良旅を通じて晴れやかなものにしませんか?
皆様のお越しをお待ちしております!
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