ここ最近パワースポット神社として徐々に人気になっている「室生龍穴神社」。
当館にご宿泊の方でもお詣りされる方が増えてきたように思います。
そんな室生龍穴神社ですが、
今年の春から室生寺行のバスが延伸され、「室生龍穴神社」行となりました!
格段にアクセスが良くなった室生龍穴神社・吉祥龍穴へ、5月16日に行ってきましたので、
その様子と共に、ご紹介したいと思います。
最寄り駅は近鉄大阪線「室生口大野」駅。急行も止まる駅です。
大和八木駅からは約20分強、改札口は1つだけです。無人駅です。
改札を抜けると駅前広場が。少し複雑に絡まるスロープや階段を降りるとバス乗り場があります。
ちなみにコンビニや喫茶店などはございませんのでお気をつけて。
バスの時刻表はこんな感じ。事前に電車とバスの時刻を調べておいた方がよいです。
約15分程で「室生寺」に、そこから約5分で「室生龍穴神社」へ到着します。
尚、山道を走る為バスはそこそこ揺れますので、車酔いをする方はご注意ください。
駐車場はなく、写真の右側の車線に車を置くことができるようです。
鳥居の前に立ちふさがる様に立つ、樹齢600年以上とされる巨大な2本の杉。
その奥にはこのように、巨杉に囲まれた神聖な空間が広がります。
室生寺よりも歴史が古い室生龍穴神社、
ご祭神は水の神様「高龗神(たかおかみのかみ)」で、龍神様と同じとされております。
拝殿に掲げられている「善女龍王」とは高龗神と同様、
雨や水に関連する龍王の一人であり、後述する「吉祥龍穴」に棲んでいるという伝説があります。
奥にある本殿は1671年建築、県の指定文化財に認定されております。
神聖な空気を十分味わったところで、いざ「吉祥龍穴」へ!
上図は境内に掲示されていた案内図になります。
※※ここから先は携帯電話の電波が通じなくなっていきますのでご注意ください!!※※
境内にお手洗いがありますので、そこから道に出て左に曲がると①の通り、
そこから②のような道を約5分程歩きます。
歩道らしい歩道はありませんので、川のせせらぎに気を取られないようにご注意ください。
この看板が見えれば左へ曲がります。
ここから約20分、なだらかな登道が続きます。
(この辺りでスマホを見た際、電波がありませんでした。)
道は舗装されており、車で向かうこともできます。
天気が悪いと鬱蒼とした雰囲気がありますが、森の中を歩くのは清々しい気持ちになります。
道の途中には、日本神話で天照大御神が隠れたという「天岩戸」があります。
全国各地に存在しますが、ここ室生にも2つに割れたかのような巨石が祀られております。
天岩戸から5分程で到着!
少し広くなっておりますので、何台かは車やバイクを駐車することができます。
鳥居をくぐって少し急な階段が100段ほど。
足下に気を付けながら進むと・・・
右手に「招雨瀑」という滝が見え、流れ落ちた水が巨大な1枚岩を伝って渓流へ流れ、
渓流の少し上に綱で守られている部分が、先述した「善女龍王」が棲むと言われる
吉祥龍穴になります。
現地にはこのように土足禁止の遥拝所があります。
滝の音のみが聞こえる静寂の中、龍神様へ静かに祈りを捧げる場所です。
心が洗われるとはまさにこの場所にいるということだと感じました。
帰りは吉祥龍穴から室生龍穴神社まで徒歩で約20分ほど、
そこから室生寺までは約15分ほどとなります。
もちろん室生寺にも立ち寄らせていただきました。
何度見ても新緑の美しさに感動しました。
どの時期に行っても、どんな天気の日に行っても、時々の表情が美しくオススメです。
そして帰りのバスもかろうじて1時間に1本程度なので、バスの時間にはお気を付けください!!
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