本年より6月の奈良中南部を盛り上げるイベントとして、
新たに「大和三大観音・あぢさゐ回廊」が始まりました!
紫陽花は古くは万葉集で「味狭藍」「安治佐為」と記載され、色とりどりの花を楽しんでいたよう。
西国三十三カ所巡礼の第6~8番札所である「壷阪寺」「岡寺」「長谷寺」にて、
梅雨時期に初開催となりました紫陽花のイベント。
実際に行って参りましたので、その様子をご覧ください!
西国三十三カ所巡礼第6番札所の「壷阪寺(正式名称は南法華寺)」。
「桜大仏」「新緑大仏」として知られる壺阪大仏は、インドとの国際交流事業の中で、
世界平和を祈願して平成19年に造られた釈迦如来坐像です。
その周辺に、色とりどりの紫陽花が飾られております。
穏やかな表情と鮮やかな花びらがよく似合っております!
日々の喧騒を忘れるような、ゆーっくりとした時間が流れてるように感じます。
その他、壺阪大仏の裏にある小さな階段に、6体のお地蔵さんと紫陽花が可愛くいらっしゃいました。
境内には自生している紫陽花もあり、そろそろ見頃を迎えそうです。
只今開催中の「壷阪観音お身拭い特別参拝」もオススメ!
近鉄「壺阪山」駅からバス利用となりますので、バスの時間にはご注意ください。
西国三十三カ所巡礼第7番札所の「岡寺(正式名称は龍蓋寺)」。
日本初のやくよけ霊場として知られ、鎌倉時代より多くの方が参拝した観光地だったそう。
本堂から奥之院へ向かう途中の道に、こちらの通り紫陽花が並べられております。
特に、脇を流れる小川に置かれた青色の紫陽花が、紫陽花の川のようで綺麗です。
お地蔵様の周りを彩る紫陽花は普通にかわいかったです。
入口の仁王門をくぐったところにある池の部分、
ゴールデンウィークなどには天竺牡丹(ダリア)の花が浮かぶ場所にも、今は紫陽花が置かれております。
また不定期ながら天竺牡丹の花手水も見られるようです!
同時期に6/26(日)まで「本堂内陣特別開扉」開催中!
日本最大の塑像「如意輪観音菩薩像」を凄く間近で見ることができます。
明日香村の平地から急な坂を上ることになりますので、お気をつけてお詣りください。
最後は西国三十三カ所巡礼第8番札所の「総本山長谷寺」。
なだらかな階段がある登廊を登った先に見える、石の階段部分に、
数多くの紫陽花が並べられております。
並べられている紫陽花の数は3つの中で一番多いかと思います。
それぐらい長い石段になります。(好転の日曜日の昼間で人が多く、全体図が撮れませんでした。。。)
階段の下にはこのように、てんこもりの紫陽花がモコモコしていて豪華な気持ちになれます!
まるで巨大なブーケのようです。笑
そして元々長谷寺には自生している紫陽花が境内の至る所に咲きます。
(本年は6月12日時点で見頃迄あと少し。15日以降が見頃ではないでしょうか。)
初瀬の霧がかかった山に咲く紫陽花は、神秘的なものがあります。
そして忘れちゃいけないのが本堂のツルツルの床に写る青もみじ。
1000年以上続く祈りの舞台でもあります。
そんな長谷寺では7/10まで「御本尊十一面観音特別拝観」が、
6/30まで「本坊大講堂特別拝観」が開催中!
朝6:30から毎日行われる「朝の勤行」もオススメです。
今週から奈良も雨模様が続き、本格的な梅雨シーズンとなります。
雨が続くと憂鬱な気持ちになりがちですが、雫が輝く紫陽花はきっと美しく、
気持ちが晴れやかになると思います!!
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