久々に「元不動産賃貸営業マン」シリーズです!
(私の前職は不動産営業でした。)
入学や就職・転勤などで多くの人が入居・退去した春シーズンが終わり、
不動産業界はこれから夏にかけて閑散期となります。
閑散期ということは、色んな物件をじっくり検討できる機会でもあります。
この時期にお引越される方で多いのが「住み替え」。
今の物件に不満があったり気分転換を図る目的で、良い物件が見つかれば引越しをするという方です。
今回は今の時期「住み替え」を検討されている方へ、
物件探しの注意点やコツを5点、ご紹介したいと思います!
1.今の物件に対して不満な点や、新しい物件に対して望む点をまとめておこう
「住み替え」の方は大前提として、絶対に引っ越さなければいけないというわけではないと思います。
不動産巡りや契約・引っ越し作業はなかなか面倒なものですが、
それでも少しでも「住み替えたい」という気持ちになったのには何か理由があるはず!
今の物件の家賃・立地・広さ・設備に不満がある、
もしくはもっとこんな家賃・立地・広さ・設備の物件に住みたい、憧れがあるなど。
そう思ったきっかけについて、自分なりに理由を突き詰めて考えてみましょう。
考えた結果、今の物件でよいのか、やっぱり新しい物件を探したいのか、
物件探しのモチベーションが変わってくると思います!
2.閑散期は特に、気に入った物件があれば積極的に内覧しよう
3・4月のように退去する方が多い時期であれば、
当然ながら空き物件も多くなり、不動産屋で紹介できる物件も多くなりますが、
逆に閑散期は、空き物件の絶対数が少なくなります。
ただし絶対数が少ないからと言って「良い物件がない」「今は時期じゃない」と考えるのは大間違い!
空き物件に占める「良い物件」の比率は、繁忙期でも閑散期でもそんなに変わりはありません。
(強いて言うなら新築物件の数は繁忙期の方がやや多いかもしれませんが。)
つまり今の閑散期でも、数は少ないながらも「良い物件」はあります。
そして今は不動産屋も時間に余裕があるので、ゆっくりと物件を内覧させてくれると思います。
もしもネット上で気に入った物件を見つけたのならば、積極的に内覧をしてみましょう!
3.内覧前に、今の物件の解約通知のタイミングを確認しておこう
賃貸物件は退去する際必ず書面で「解約通知書」を提出する必要があるのですが、
この提出期限が物件によって異なります。
多くは退去の「1ヶ月前まで」に提出とありますが、稀に「2ヶ月前まで」という場合があります。
ここをしっかり確認しておかないと、今の物件と新しい物件の二重で家賃が発生してしまう可能性があります。
例えば、新しい物件が6月25日~入居(家賃発生)の場合、
本日5月27日は既に1ヶ月を切っておりますので、急いで解約通知書を提出しても、
6月の数日分は両方の家賃が発生してしまいます。
なので解約通知の期限が「1ヶ月前まで」の場合、新しい物件を7月からの入居にすれば、
5月中の解約通知書の提出で間に合うということになります。
(2ヶ月前までの場合は、8月入居にしないといけないということになります。)
住み替えの場合は特に、なるべく無駄な家賃を払いたくないと思いますので、
この辺りはよく注意いただければと思います。
4.内覧時、今ある家具について検討することをお忘れなく
住み替えの場合、既に今の家にある家具をどうするのか、
実は結構悩む方が多い問題です。
心機一転!と思ってもやっぱり愛着があって捨てられず、
でも新しい家のサイズや雰囲気と合わないのでどうしよう、と悩む内に引越しの意欲がなくなるのはよくある話です。
まずは家具の取捨選択を行っていただき、新しい物件に持っていく家具については、
内覧前にサイズを事前に計測していき、内覧時にイメージをつかめるようにしてください。
そもそも家具が部屋に入るかどうか、廊下や階段の幅をチェックすることもお忘れなく。
5.いくら閑散期でも、価格交渉は控えめに
「春や秋の忙しい時期じゃないので、家賃を下げてくれるだろう」という意見を聞いたことがあります。
もちろん物件によっては家賃や初期費用の減額交渉に応じてくれる可能性もありますので、
一度探りを入れてみるのは良いでしょう。
ただし2でも言ったように、良い物件の数は限られております。
需要が少なくても供給も少ない為、人気物件は結局いつでも人気なのです。
あまり価格交渉にこだわりすぎると、良い物件に入居するチャンスを逃してしまいがちなのでご注意ください。
交渉のコツとしては、
3で言った解約通知などの事情から入居(家賃発生)を遅らせてもらうということでしょうか。
この辺りは多少柔軟に対応してもらえるような気がします。
以上、今の時期ならではの「住み替え」事情について紹介いたしました。
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