あっという間に6月が終わり間もなく7月に。

なんと今年が残り半分となります。皆様いかがお過ごしでしょうか。

良いことも悪いこともあったかと思いますが、心機一転、

下半期は楽しく幸せに過ごしていきたいものです。

奈良中南部には、非日常を気軽に感じられ自分を見つめ直すことができる、

7月ならではのスポットが多数ありますので、

早速ご紹介していきたいと思います!

古来から続く7月ならではの神事・儀式

大神神社・茅の輪くぐり
大神神社・茅の輪くぐり

茅の輪くぐりとは、茅(ちがや)という草で編んだ3つの輪を8の字にくぐることで

心身を清めて災厄を祓い、無病息災を祈願するというもの。

各神社で6月30日に行われる「夏越の祓」で行われる儀式ですが、

大神神社」では7月6日(日)まで、茅の輪が設けられております。

日本神話の素戔嗚尊(スサノオノミコト・天照大神の弟)の記述にも出てくるほど歴史ある儀式。

日本最古の神社・大神神社で茅の輪くぐりをすると、下半期を清らかに過ごせそうな気がします!

天河弁財天神社
天河弁財天神社

天川村にあり「日本三大弁財天」の1つとされる「天河弁財天神社」。

7月17日(木)は1年で最も大きな神事「例大祭」が催行されます。

前日から宵宮祭が行われ、芸能の神様らしく、

様々な音楽家たちが奉納の曲を奏で、舞を踊るようです。

7月10日までの事前予約が必要とのことですので、

神社のホームページをご覧になってみてください!

金峯山寺蔵王堂
金峯山寺蔵王堂

平安時代後期、修行中の山伏を侮辱する不心得な男が鷲により崖に連れ去られ、

その男が後悔した為、金峯山寺の僧侶が男を蛙の姿に変身させ、

「人間に戻りたいのならば蔵王堂に来て、法力によって元に戻そう」と言ったそう。

そして男は金峯山寺の蔵王権現の前で法力により、蛙から人間へ戻れたとのこと。

かつての伝説を再現する「蛙飛び」行事が、7月7日(月)に「金峯山寺蔵王堂」にて執り行われます。

吉野の夏の伝統行事、今年こそは行けたら行ってみたいと思います!

古代を実物で体験できる貴重な機会

キトラ古墳・天文図
キトラ古墳・天文図

 

高松塚古墳壁画・西壁女子群像(飛鳥美人)
高松塚古墳壁画・西壁女子群像(飛鳥美人)

日本史の教科書で、古墳内部から見つかった貴重な壁画として

恐らく誰しもが学んだであろう「高松塚古墳」と「キトラ古墳」。

その壁画の実物を、保存展示施設にて見学することができます!

<高松塚古墳壁画 修理作業室の公開>

期間:7月26日(土)~8月1日(金)

場所:国宝高松塚古墳壁画仮設修理施設

公開:西壁女子群像、 東壁女子群像、 東壁青龍、 天井星宿図

第一次応募は6月29日(日)まで!公式サイトの応募フォームより申込可能です。

詳細はこちらをご覧ください。

<国宝キトラ古墳 壁画の公開>

期間:7月26日(土)~8月24日(日) ※休館日あり。

場所:キトラ古墳壁画体験館 四神の館1階

公開:天井「天文図(世界最古のものです!)」

第一次応募は6月29日(日)まで!公式サイトの応募フォームより申込可能です。

詳細はこちらをご覧ください。

1200年以上前のものとは思えない色彩やタッチを、是非その目でご覧になってみてください!

夏の訪れが楽しくなるお寺

おふさ観音・風鈴まつり①
おふさ観音・風鈴まつり①

 

おふさ観音・風鈴まつり②
おふさ観音・風鈴まつり②

 

茶房おふさ・かき氷イチゴミルク
茶房おふさ・かき氷イチゴミルク

 

茶房おふさ・かき氷抹茶ミルク
茶房おふさ・かき氷抹茶ミルク

橿原市の夏の名所として近年すっかり有名になった「おふさ観音・風鈴まつり」。

体の健康を祈願するおふさ観音では、以前から夏の体力低下を防ぐべく厄払いをする文化があったそう。

そうした経緯から、今では約2500個もの風鈴が境内に飾られ、

涼を感じる鈴の音が心地よく鳴り響く、とても心安らぐ空間になっております。

奥には日本庭園を臨む茶房があり、そちらでかき氷を食べると更に涼しさを感じます。

是非とも多くの方に、おふさ観音で夏を楽しんでいただければと思います!

おふさ観音風鈴まつり・夜間拝観①
おふさ観音風鈴まつり・夜間拝観①

おふさ観音風鈴まつり・夜間拝観②
おふさ観音風鈴まつり・夜間拝観②

そしておふさ観音は今年から、夜間拝観の日数を大幅に増やされるようです!

7月の開催日は、5日(土)、12日(土)、17日(木)、19日(土)、20日(日)、26日(土)となります。

昼とは打って変わった、まるで異国のような幻想的な世界。

大人気のスポットとなりますので、公共交通機関で行くことをオススメします!

極楽浄土の世界を表したような夏の風景

藤原宮跡・蓮①
藤原宮跡・蓮①

 

藤原宮跡・蓮②
藤原宮跡・蓮②

 

藤原宮跡・蓮の蕾(夕暮れ)
藤原宮跡・蓮の蕾(夕暮れ)

かつて日本初の条坊制を備えた本格的な都の跡地である「藤原宮跡」。

7月中旬~8月上旬にかけて蓮の花が咲き、広い空と大和三山を借景とした、

まさにここにしかない風景が広がります。

阿弥陀経では蓮の花は「極楽浄土へ生まれ変わることができる人の心を表す花」だとのこと。(詳細はこちらを参照ください。)

仏教を広めようとしていた藤原京時代にふさわしい花であり、

またこの地が極楽浄土を思い起こさせるにふさわしい土地だと感じます。

藤原宮跡・花園と駐車場のご案内
藤原宮跡・花園と駐車場のご案内

ハナハスの位置と駐車場はこちらの通り。

蓮の花は午前中にしか花を開きませんので、午前中のなるべく早い時間にお越しいただいた方がよいと思います!

当館にご宿泊され、早起きしてレンタサイクル(約15分)で向かうのがオススメです!!

藤原宮跡・蓮④
藤原宮跡・蓮④

なんと奈良を含む西日本は既に梅雨が明けてしまいました!

既に真夏のような気候となっておりますが、

当館ではバッチリとクーラー冷やしてお待ちしておりますので、

熱中症対策をしながら思い切り夏の奈良を楽しんでいただければと思います!!

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