今はゴールデンウィーク真っただ中!

今年は日取りの関係で、後半に旅に出る方が多くなると言われております。

桜が終わっても奈良中南部の5月には、

今しか見れないスポットや5月ならではの風景がたくさん!

今回はゴールデンウィーク中と明けに分けて、オススメをご紹介したいと思います。

ゴールデンウィーク中にオススメのスポット

修理作業中の文華殿(2022,4)
修理作業中の文華殿(2022,4)

初代神武天皇を祀り東京ドーム11個分の広大な境内が魅力の「橿原神宮」。

重要文化財である「文華殿(元織田家・柳本陣屋御殿)」の修理作業中の様子が、

5月6日まで特別公開されております!

(こちらの写真は2022年初公開時の様子です。)

文華殿・上段の間(2022,4)
文華殿・上段の間(2022,4)

織田家の末裔が使用していたお屋敷であり内装が豪華!

今はなき江戸城本丸御殿大広間と多くの共通点がある建物のようです。

当時の様子が思い起こされるようで、見ごたえがあります。

この時から3年が経ち、今年で公開は最後とのこと。

この機を逃すと、もう二度と見ることができないかもしれません。

橿原神宮・内拝殿
橿原神宮・内拝殿

文華殿見学の前は、普段立ち入ることができない「内拝殿」へ入って、

神主さんによる特別参拝を受けることができます。

事前予約不要、受付時間や申込方法などの詳細はこちらをご覧ください!

金峯山寺蔵王堂
金峯山寺蔵王堂

修験道の聖地であり吉野山の中心「金峯山寺蔵王堂」。

「秘仏ご本尊・金剛蔵王大権現3体の特別ご開帳」が5月6日(火)まで開催されております。

一人ずつ入れるブースの中で、目の前にいらっしゃるご本尊3体と向き合うことで、

自分を見つめ直すことができる良い機会です。

新緑が綺麗で、今は混雑していない吉野山。

この時期がゆっくりとお詣りするのに一番良いかもしれません。

岡寺・ダリアの花手水(2022,4)
岡寺・ダリアの花手水(2022,4)

日本初のやくよけ霊場として多くの信仰を集める「岡寺」。

5月6日(火)まで「華の池〜水面に浮かぶ天竺牡丹」が開催されます。

2015年から全国に先駆けて行われた花手水も今年で10周年とのこと。

インスタ映えは間違いなさそうなスポットです。

奥之院へ向かう道中・石楠花
奥之院へ向かう道中・石楠花

傘の下に咲く牡丹
傘の下に咲く牡丹

境内には眩いほどの新緑や、牡丹・石楠花を楽しむこともできます。

また日本最大の塑像である如意輪観音様を間近で拝める

「本堂内々陣扉特別開扉」も開催中!(6/29まで)

触れなくても質感がわかる程近くから、粘土で出来た仏様を拝むことができます。

岡寺に行かれた際は、如意輪観音様にもお会いになってください!

国宝・室生寺金堂
国宝・室生寺金堂
室生寺・金堂特別拝観の様子
室生寺・金堂特別拝観の様子

大和四寺巡礼の1つであり、女人高野として古くから知られる「室生寺」。

5月6日(火)まで、国宝・金堂の中にいらっしゃる国宝・釈迦如来立像などを間近で見られる

「金堂特別拝観」が実施中です。

僧侶の方から仏像のお話しを聞けたり、スマホ限定でこのように写真を撮ることもできます!

室生寺・五重塔と石楠花
室生寺・五重塔と石楠花
室生寺・鎧坂と石楠花
室生寺・鎧坂と石楠花

室生寺で有名な花「石楠花(しゃくなげ)」は今が見頃!

天気の良い日はもちろんですが、雨が降っていてもそれがまた絵になるのが室生寺。

雨の日にこそオススメしたいお寺かもしれません。

ゴールデンウィーク明けにオススメのスポット

葛城高原・赤つつじ①(2022,5)
葛城高原・赤つつじ①(2022,5)

 

葛城高原・赤つつじ②(2022,5)
葛城高原・赤つつじ②(2022,5)

「一目百万本」とも言われるほどの赤いつつじが一面を覆うことで知られる「葛城高原」。

標高960mながらロープウェイがある為、気軽にこの絶景をご覧いただくことができます!

(詳細は以前訪問した際に書いたこちらのブログをご覧ください。)

例年だと見頃はゴールデンウィーク明け~5月中旬頃。

お弁当を持ってピクニック感覚でお出かけしたい高原です!

栄山寺・国宝八角堂
栄山寺・国宝八角堂

奈良時代に藤原武智麻呂(藤原不比等の子)によって建立された「栄山寺」。

吉野川沿いの静かな境内で現在、

本堂にある「秘仏薬師如来坐像」や国宝・八角堂、

更に八角堂内部に描かれている奈良時代作の「天井彩色絵画」が

5月25日(日)までいずれも特別公開されております。

境内には他にも国宝の鐘など見どころがたくさん!

田舎のお寺だと侮ることなかれ、奈良好きの方にとっては必見です!

キトラ古墳「朱雀」
キトラ古墳「朱雀」

高松塚古墳壁画・西壁女子群像(飛鳥美人)
高松塚古墳壁画・西壁女子群像(飛鳥美人)

明日香村にて、古墳の石室内部から極彩色の壁画が発見されたと話題になった

高松塚古墳」と「キトラ古墳」。

現在は保存の為壁画は石室から剥がされて近くの施設で管理されており、

普段は実物を見ることができないのですが、

下記の通り、実物を期間限定でご覧いただくことができます!

<高松塚古墳>

期間:5月17日(土)~5月23日(金)

壁画:西壁女子群像、西壁男子群像、東壁女子群像、東青龍、北玄武

場所:国宝高松塚古墳壁画仮設修理施設

※詳細は特設サイト(こちら)をご覧ください。

<キトラ古墳>

期間:5月17日(土)~6月15日(日)(5/28,6/11は閉室)

壁画:南壁「朱雀」

場所:「キトラ古墳壁画体験館 四神の館」内 キトラ古墳壁画保存管理施設

※詳細は特設サイト(こちら)をご覧ください。

生で見ることができるというのは貴重な体験ですよね!

おふさ観音・バラと提灯まつり①
おふさ観音・バラと提灯まつり①

おふさ観音・バラと提灯まつり②
おふさ観音・バラと提灯まつり②

当館と同じ橿原市にあり、長く地元で愛されている「おふさ観音」。

5月15日(木)より「バラまつり」が開催されます!(6月30日まで)

境内一面が薔薇の良い香りと鮮やかな色に包まれる、居心地の良い空間。

カラフルな提灯が空に浮かび、バラとのコラボがここにしかない景色を見せてくれます。

本当にのんびりとした気持ちになります!

長谷寺・本堂
長谷寺・本堂

長谷寺・本堂舞台と五重塔
長谷寺・本堂舞台と五重塔
長谷寺・登廊
長谷寺・登廊

最後は大和四寺巡礼や西国三十三カ所巡礼でも知られる「長谷寺」。

地植えの牡丹の見頃はゴールデンウィークまでですが、

登廊などに置かれた鉢植えの牡丹は、5月11日(日)頃まで続きそうです。

また長谷寺では現在3つの特別公開が実施中!

<ご本尊十一面観音 特別拝観>

高さ約12mもの大観音様の足元に入り、御足に触れることで観音様と縁を繋ぎます。

真下から見上げるご本尊のお姿は圧巻です。

<本坊大講堂 特別拝観>

明治時代に建築された本坊大講堂の内部を拝観することができます。

ご本尊と同じ大きさの掛け軸があり、建物もとても立派で見応えがあります。

<春季特別寺宝展>

長谷寺に元々あった摂社・末社などに安置されていた貴重な寺宝を見ることができます。

こちらは無料、登廊の途中を右に曲がった「宗宝蔵(宝物館)」になります。

特別拝観の詳細はこちらからご覧ください。

長谷寺本堂・床の青もみじ
長谷寺本堂・床の青もみじ

ゴールデンウィーク後半はおかげさまで満室となり、

例年は暇になる7日以降も、16日(金)以降は既に予約が多く埋まりつつあります。

今年は奈良国立博物館の「超国宝展」で奈良に来る方が増え、

更にJR東海「いざいざ奈良」で飛鳥に注目が集まっていることもあり、

奈良の交通の中心である大和八木に宿を取るという方が増えているのかもしれません。

是非とも1泊と言わず連泊いただき、奈良の魅力を味わっていただければと思います!

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