最近一気に肌寒くなり、秋を通り越して冬のような寒さを感じる日もありますが、
それでもまだ10月。
本格的な秋となる11月は、奈良が最も美しい季節の一つでもあります。
寒いからと言って外に出ないのはもったいない!
ということで奈良中南部の11月のオススメを書いていきたいと思います。
(10月から継続して開催されているイベントについては「10月のオススメ☆奈良中南部の遊び方!」に記載しておりますので割愛しております。そちらも是非ご覧ください。)
秋の吉野で、自分と向き合う
吉野山の総本山・「金峯山寺蔵王堂」にて11月1日(火)~11月30日(水)まで、
秘仏金剛蔵王大権現3体の特別御開帳が開催されます。
過去・現在・未来を表す約7mの仏様の目の前で拝むことができるこの機会、
春の桜の時期に比べて人も少ない為、よりゆっくりと自分と向き合うことができます。
そして吉野山中千本エリアにある「桜本坊」では、
11月12日(土)~11月20日(日)、秘仏天武天皇御神像の公開があります。
壬申の乱以前、冬の吉野に咲く一本の桜の木を夢に見た天武天皇は、その後勝利し天皇となった後、
吉野で夢に見た桜と出会い、桜本坊が創建されたとされております。
そういう所縁を感じながらご覧いただくのも良いのではないでしょうか。
いつにも増して幻想的な室生寺
水の神様が棲む室生に立地する室生寺。
個人的に大好きなお寺で日中から幻想的で神秘的な空間なのですが、
紅葉が境内を彩る11月23日(水)~11月27日(日)、
夜間にライトアップイベントが開催されます。
毎年異なるテーマで開催されるライトアップ、ずっと仕事で行けなかったので
今年こそは行ければと思っております!
歴史・文化と共に感じる、ここにしかない紅葉
吉野山奥千本エリアにある高城山、その頂上に展望台があるのですが、
車道から展望台へ行くまでの道が、吉野山一の紅葉スポットとして有名です。
紅葉・坂道・石垣のコントラストが良い雰囲気です。
その他にも11月1日(火)~11月30日(水)まで吉野山にて、
夜間ライトアップも開催されますので、そちらも是非ご覧ください。
透き通るような綺麗な川で知られる天川村の「みたらい渓谷」。
秋には山全体が赤く染まります。
見頃は少し早く、11月上旬~中旬となります。
通称関西の日光とも言われ約3000本の紅葉が彩る「談山神社」。
屋外で国内唯一の木造十三重塔の周りが特に綺麗です。
この地は中大兄皇子と中臣鎌足が大化の改新の作戦を語りあった場所でもあります!
西国三十三カ所巡礼第8番札所、通称「花の御寺」と呼ばれる「長谷寺」。
たくさんの紅葉が境内を彩ります。
特に本堂のピカピカに磨き上げられた床に写る「床もみじ」は一番の撮影スポットです!
今年からは同じ西国三十三カ所巡礼地の壷阪寺・岡寺と共に
「大和三大観音・もみじ回廊」が開催されるようです。
あぢさゐ回廊に続いての企画、どんなものになるのか楽しみです。
先程もご紹介した「室生寺」もまた、境内の紅葉が綺麗です。
自然の音しか聞こえない静かな境内が、少し華やかに感じられます。
室生寺へ行くバスの途中に「大野寺」というお寺があるのですが、
川を挟んで向かい側の崖に、鎌倉時代からあると言われる全長14mにもなる
「弥勒摩崖仏」があり、その周りに紅葉やイチョウがあります。
室生寺からの帰り、駅の一つ手前「大野寺」バス停で下車し、ご覧になってみてください。
みんな大好き「大神神社」「橿原神宮」でも、このように随所に紅葉やイチョウが色づき、
季節の移ろいを感じさせてくれます。
特別拝観や御開帳の情報は10月から引き続き実施されているところが多いため、
「10月のオススメ☆奈良中南部の遊び方!」をご参照ください。
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徐々に空きが少なくなって参りました。
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