前回の続きのような内容になります。(前回のブログはこちらから。)
前回は、
当館が他と比べて安すぎるように思えるのは、開業当初から値段を変えていないからであり、
値段を変えないのは「変える理由がないから」である、
「安すぎるからと言って質が悪いというわけではない」ことは、たくさんの口コミやコメントが証明してくれている、
という内容でした。
今回は一般的な話として、宿を運営する側も利用する側も共に
「安い宿ほど、ルールやマナーを意識すべきだ」ということについて書きたいと思います。

チェックイン・チェックアウトの時間やキャンセルポリシーなど、
どんな宿でもルールが定められているかと思います。
ただしルールを「①厳格に守らなきゃいけない宿」と「②曖昧になってグダグダになっている宿」、
それから「③宿側もお客様側も自然に守っている宿」が見受けられます。
当館は「③宿側もお客様も自然に守っている宿」を目指すために、
宿泊日以前やチェックイン時に丁寧に、ルールやマナーをご説明するようにしております。

私はゲストハウスはじまりについて、ベースは
「全員が快適にお過ごしいただける雰囲気」を大事にしたいと考えております。
そして交流をしたい、少し話してみたいという方には
共有スペースという客室とは分けられた空間で、楽しく交流をする、
誰か一人が置いてけぼりになるのではなく、皆が楽しめる空間を作っていきたいと考えます。
こうした宿の目指すべき雰囲気を作るためには、
交流の場と睡眠の場をしっかりと分けて、睡眠の方の邪魔をしないようなマナーの徹底が必要となります。
また快適な滞在に必要な「清潔感」を保つためのルールの周知徹底も必要だと思っております。
こうしたルールやマナーというのは、宿とお客様、どちらかだけが守るのではなく、
互いに意識をすることで、より快適で楽しい空間になるのだと思っております。
その為、ルールやマナーを守ってくれない方にはその場で注意をし、
無理難題をおっしゃる方にはその要求をキッパリと断ります。
そうした迷惑行為が繰り返され、改善の余地が見られないと判断した場合は、
改正旅館業法(詳細はこちら)に基づき、宿泊拒否をすることも厭わない覚悟です。

もちろん高級旅館や3つ星ホテルからビジネスホテル、安価のゲストハウスまで、
それぞれの宿には「宿の雰囲気」というものがあります。
高級宿は特別感・非日常を演出するために、
また交流重視のゲストハウスやユースホステルでは楽しさを演出するために、
ルールやマナーについてあえてうるさく言わないというのは、宿の判断だと思います。
ただしその場合に考えられるお客様の「ルール・マナー違反」「わがまま」について、
高級宿では従業員を増やして対応、ゲストハウスではもはや放置、となります。
高級宿ならそもそも広い空間で他のお客様との接触が少なく、また従業員もたくさんいますので、
多少のわがままも許せる(他のお客様に影響しない)と思いますが、
ゲストハウスでルール・マナー違反を放置してしまうと、
清潔さや快適さが後回しになってしまう可能性は高く、現にそんなゲストハウスはたくさんあります。
(そもそもスタッフが誰もいないゲストハウスも増えておりますよね。)

繰り返しになりますが、
当館は「全員が快適にお過ごしいただける雰囲気」を作っていきたいと考えております。
その為には最低限の「秩序」は必要です。
それが実現する為のルールやマナーを設けておりますので、
もしも守りたくない、守れない、守る気がないという方がいるのであれば、
きっと貴方に合う宿が他に見つかると思いますので、そちらへどうぞご宿泊いただきたいと思います。
といっても、国内外問わず常識のある大多数の方にとっては、
全く厳しくないルール・マナーですので、交流の有無は問わず
「秩序ある環境で安価で快適に過ごしたい」という方は、是非当館をご検討いただければと思います!
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