約2か月ぶりの開業マニュアルシリーズ、
今回は「小さく始めて大きく育てよう」ということについて書いていきたいと思います。
前回「物件選びのコツとは?」の続きとなりますので、未読の方は
是非そちらもご覧ください。
初期費用について
かかる経費は以下のようなものが挙げられます。
①(購入の場合)物件取得費、(賃貸の場合)契約初期費用
②物件リフォーム費用
③館内備品購入費用
④防災備品導入費用
⑤ホームページ制作費用
⑥開業後までの運転資金
特にお金がかかるのが①~③になるかと思います。
手持ちの資金で足りない場合は金融機関や公的融資期間より借入を行い、
そしてDIYやリサイクルなどで少しでも支出を減らすことが重要です。
そして忘れがちなのが「⑥開業後までの運転資金」。
物件契約から開業までの家賃や借入返済、更に開業後、
すぐに売上がたつかはわからず、また売上があっても入金日が翌月など、
上手く回り始めるまでは何かとお金がいるものです。
想定される月間売上の少なくとも3ヶ月分程度は確保しておきましょう。
月々の収支について
こちらは当館で毎月の収支を見る為に用いているエクセルのデータです。
本邦初公開です!笑
支出については2パターンがあります。
①家賃、借入返済、人件費などの「固定費」
②光熱費、手数料、消耗品購入費、販売物仕入などの「変動費」
②については売上に比例する費用なので、やはり①をなるべく少なくすることが、
支出を収入が上回る(黒字状態)になる為に、大切になります。
※表の詳細については、直接お問い合わせいただければと思います。
小さく始めて、大きく育てよう
以上を踏まえてお伝えしたかったことは、
「開業時は小さく始めて、徐々に規模を大きく育てていこう」ということです。
ゲストハウスを開業したいと夢見るときは、大きな夢と理想があります。
(北欧風の内装、広い庭、こだわりのコーヒー、バイトを雇って共に頑張る、など)
夢や理想を持つことは素晴らしいことですが、それで初期費用がなくなってしまったり、
月々の収支に影響を与えてしまうと、持続可能な経営ができません。
(開業はゴールではなくスタートであり、継続的に利益を残してお店を続けることが経営者の最大の仕事だと考えます。)
夢や理想を全て諦めるのではなく、まずは今できることを小さいところから取り入れ、
そして順調に利益が出るようになれば、大きく育てていく。
それが、個人事業主として開業を成功する為の、一つのコツなのではないかと思います。
まずは足元をよく見て、今できるところから少しずつ行いましょう!
今回はここまで!
次回は、、、未定です。。
失踪せずに書いていきます!
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