連日多くの陽性者が確認されている新型コロナウイルス、

その原因は変異株の一種「デルタ株」であると言われております。

その影響は大きいようで、今まででは考えられなかったような場所でもクラスターが発生したりと、

これまでの対策ではもはや通用しないのでは?と思われるケースもあります。

そこで今回は改めて「デルタ株に対して我々ができること」を調べてみました。

もしも間違っている箇所がございましたらご指摘いただければ幸いです。

※ネットには様々な情報が飛び交っておりますので、なるべく公平性を保つべく、行政機関やNHKなどの信頼度が高い(嘘をつきにくい)メディアを参照しております。

誰もいない橿原神宮(2021,8,27)
誰もいない橿原神宮(2021,8,27)

感染力について

NHK首都圏ナビのこちらの記事によりますと、

・7/21開催、厚生労働省の専門家会合によると、従来株の1.87倍、アルファ株(第4波)の1.30倍。

・このほかの国内外の研究においても、従来株の約2倍、アルファ株の1.5倍。

とのこと。

また米国CDCの研究を引用したこちらの記事では、

・1人の患者から5~9.5人に感染する(従来の3~4倍)、水ぼうそうと同程度の感染力。

とあります。

今までよりも強力な感染力であることは間違いないようです。

また上記記事より、重症化リスクも従来より約2倍程度高いとのこと。

そしてワクチンは、少なくとも重症化予防には効果が期待できるようです。

感染経路について

8/17-23日分の東京都モニタリング会議の資料によると、

濃厚接触者における感染経路の実に66.3%が「家庭内感染」、

次いで「職場」が12.2%、「福祉・教育施設」が5.6%、「飲食店」は2.7%とあります。

恐らく職場や学校で感染した方が家に持ち帰り、家庭内感染となるケースが想定されます。

また百貨店など今まで起こっていなかったようなところでもクラスターが発生(詳細はこちら)、

子どもの陽性者もここ1ヶ月で6倍に増えているようです。(詳細はこちら)。

フリースペースにサーキュレーター設置
フリースペースにサーキュレーター設置

換気について

こうした広がりの原因の一つとして、「飛沫感染」「接触感染」ではない、

「エアロゾル感染(空気中に一定期間ウイルスが漂い、それを吸い込むことで感染する)」が

疑われるのではないでしょうか。

百貨店や職場で今やマスクをしていない人はほとんどいないと思われますが、

それでも感染が広がるのは、換気が十分ではない空間に漂うウイルスを、

マスクの隙間から吸い込んでしまうことが原因ではないかと、個人的には考えております。

ゲストハウスはじまり・換気状況
ゲストハウスはじまり・換気状況

そこで当館はこの夏から、共有スペースの窓を開けっぱなしにしております。

国の基準(詳細はこちら)では「30分に1度、数分間窓を開ける」とありますが、

念には念を入れて、窓を開けっぱなしにすることとしました。

更にはサーキュレーターを常に稼働、常に空気が流れて入れ替わるように意識しております。

奈良県コロナ対策施設 3つ星認証済
奈良県コロナ対策施設 3つ星認証済

我々ができること

では個人のレベルでできることは何か、となると、

やはり今まで通りの感染防止対策を徹底することが大事だ、とのことです。(詳細はこちら2-2

過度に怖がる必要はないようです。

換気状況を今まで以上に気をつけつつ、できる限りの感染対策を行い、

第5波をのりきりましょう!!

当館も改めて気を引き締めて、お客様が安心してご宿泊いただけるよう頑張ります!!

ゲストハウスはじまり・コロナ対策
ゲストハウスはじまり・コロナ対策

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