先日しばらくお休みをいただき、前からずっと行きたかった
「出雲大社」へ行ってきました!
日本神話のルーツという点で奈良と共通するところがたくさんあった旅の様子を
今回は書いていきたいと思います。
まずは正面、二の鳥居からお詣り。(一の鳥居は工事中でした。)
木の中を歩く参道と先が見えない様子に期待が高まります。
参道はいきなり下り坂に。奈良にはないのでワクワクしました。
途中に「祓社(まずここで身を清めるという神社)」があったのですが写真を撮り忘れ。。。笑
祓橋を渡って三の鳥居をくぐり、幅の広い参道を歩きます。
参道には大国主大神が神様になる前の修行中、様々な「魂」から教えを乞うていたという
「ムスビの御神像」や、
大国主大神とスセリヒメ神が出雲大社に祀られる由縁となった「縁結びの碑」があります。
そして参道を抜けると・・・
最後の鳥居「鋼の鳥居」が見えます。
この周囲は壁で囲まれており、ここからいよいよ参拝が始まるという高揚感が止まりません!
こちらが現地看板にあった境内案内図。
公式ホームページのこちらにもより詳細な境内案内図がありますのでご覧ください。
まずは拝殿でお詣り。
昭和34年に再建されたようで、中ではご祈祷が行われておりました。
御本殿の手前に「八足門」というところがあり、その場所から再度お詣り。
ここから奥には入れません。
ちなみにこの地面の下で過去発掘調査を行った際、
過去に3本の大木を束ねて柱にしていたという言い伝えそのままの木が3本まとめて発見されたようです。
(発掘された柱は境内の「宝物館」で見ることができます。)
昔は高さ48mの巨大な本殿だったとされており、
古事記で大国主大神がタケミガツチノカミに国を譲った際に「巨大な宮殿を作ってほしい」と要望したという宮殿ではないかとされております。
さて、ここからは横道を進み奥に向かうのですが、
出雲大社のお詣りの習わしとして「反時計回りに進む」とあります。
本殿を東からぐるっと回り、一番奥にあるのが「素戔社(そがのやしろ)」
天照大御神の弟であり大国主大神の親神である「素戔嗚尊(すさのおのみこと)」が祀られております。
ヤマタノオロチ伝説で有名な方です。
再び反時計回りにぐるっとまわると「十九社」があります。
神在祭の際、全国から集う八百万の神々の宿になる場所とのこと、
同じ(?)宿業を営む者として、しっかりとお詣りしました。笑
お詣りしているうちにどんどん天気が良くなり、最後はこのような快晴に。
清々しく良い空気が流れておりました。
改めて出雲大社について軽くご紹介すると、
ご祭神は「大国主大神(オオクニヌシオオカミ)」、
伊勢神宮の天照大神が天の国の主祭神なら、大国主大神は地の国の主祭神であります。
また日本書紀では奈良の大神神社のご祭神である「大物主大神」と同一人物とも言われております。
また大国主大神は国造りの最中、人々に様々な知恵を与えたことから、
「生きとし生けるものが共に豊かに栄えていくための貴い結びつき」は「縁を結ぶ」ことだとして、
今では「縁結びの神様」とも言われております。
出雲大社から西へ徒歩約20分、
数々の国造り神話の舞台にもなっている「稲佐の浜」があります。
鳥居と祠がある「弁天島」では「ワダツミノカミ(海の神様)」が祀られております。
ここでは旧暦10月10日に全国の八百万の神々をお迎えする、神迎神事の浜でもあります。
本来は先に稲佐の浜で砂を袋に入れ、素戔社に収めるというのが習わしだそうですが、
先に稲佐の浜へ行ってしまい気づいたのが素戔社に着いてからとなった為できず。。。
次回はリベンジしたいです。
近くの高台から見た稲佐の浜。日本の渚百選にも選ばれているようで、
とても綺麗でした。
(下の写真、雲の切れ間から神様が下りてくるように見えませんか?笑)
京都駅から松江駅までバスで約5時間、そこから出雲大社まで電車で1時間強、
現地の方々は皆とても温かく迎えてくださり、良い旅になりました。
さあ年末年始の大事な時期、体調に気を付けながら、
たくさんの皆様と良い縁がありますように頑張っていきたいと思います!
公式Instagramもチェック!
https://www.instagram.com/guesthousehajimari/
★☆ コメント・お問い合わせはこちら ☆★
https://guesthouse-hajimari.jp/contact/index.html#contact_web