最大10連休とも言われた2022年のゴールデンウィーク。
本日(5/7)のご宿泊をもちまして、今年のゴールデンウィーク商戦が終わりました。
当館はおかげさまで、初日の4/29~5/7まで全て満室となりました!
(隔離用個室の確保やドミトリーの個室化といったコロナ対策の中での満室ではありますが。。。)
沢山の方々にお越しいただいたこと、感謝申し上げます。
そして行きたくても来れなかったという方、いつでも変わらずお待ちしております。
当館は明日(5/8)の営業を終えると、5/9、5/10はお休みをいただき体を休めたいと思います。
「3年ぶりに制限のないゴールデンウィーク」となった今年、
特に5/3~5/5は天気も良く、全国的に多くの人出があったようです。
有名観光地では前年比2~3倍以上だとか。
当館近くの明日香村・石舞台古墳にもたくさんの方がいらっしゃったようで、
石舞台古墳そばの道の駅兼レストラン「農村レストラン 夢市茶屋」では
入場になんと40分待ちだったとお客様から伺いました。
「いつものゴールデンウィークに戻ってよかったな」
「このままコロナ禍が落ち着き、旅をする人が増えればいいな」と嬉しい気持ちになる反面、
「やっぱり多くの方は、まとまった休みはゴールデンウィークしか取れないんだな」
「大型連休に一斉に人が動く現象は、コロナを経ても変わらないんだな」とも感じました。
以前より星野リゾートの星野社長が
「大型連休の分散化により観光需要が平準化され、観光産業が活性化される」
という趣旨の発言をされております。(詳細はこちらを参照ください。)
また観光庁もコロナ禍の中、観光白書にて
「旅行スタイルの転換→休暇分散や滞在型旅行の促進」を掲げております。(詳細はこちら)
都市部を中心にテレワーク・リモートワークは随分と普及し、
「ワーケーション」という言葉もコロナ禍で市民権を得たと思っております。
それでも尚、多くの企業が同じ時期に休み、大勢の人が一斉に動いた結果、観光地はどこも混雑。
戦後に生まれ高度経済成長期に浸透した「ゴールデンウィーク休暇に旅行」という文化は、
コロナという大きな出来事があっても、変わらない社会構造なんだと感じました。
大型連休の分散化により観光需要が平準化されると、
静かな環境で落ち着いて旅をすることができ、地域の深い魅力に気づくこともできると思います。
そして我々宿業界としても、満室で泊まれないという機会損失を少なくすることができます。
(実際このゴールデンウィーク期間中、10組以上満室の為お断りしました。)
日本でも大型連休の分散化ができる社会となれば、もっと旅の良さがわかって旅が好きになるのにな、
そんなことを思いました。
(こんなことをつぶやいておりますが、お越しいただいた方への感謝の気持ちに嘘はございません。)
そんなわけでゴールデンウィーク明けはまだまだ空きがございます。
長谷寺の青もみじ、葛城高原のつつじを始め、観光・登山・ハイキングにちょうどよい季節となりました!
旅のシーズンはこれからも続きますよー!!
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