2020年備忘録、前回の続きです!(前回はこちらをご覧ください。)
8月
7月末まで続いた長い梅雨が明け、夏休みが始まると共に、
当館でも徐々に観光目的のお客様が増えて参りました。
コロナの状況としては所謂「第2波」が襲来し、特にお盆期間の帰省の自粛が呼びかけられておりましたが、
一方では東京以外にGoToトラベルが適用されている状況。
春に比べると、各自で感染対策を取りながら、安全だと思われる場所へお出かけされる方を多く見かけました。
そんな中、観光業界の将来にとって大事な情報を肌で感じることに。
お盆期間の8/12、奈良南部の天川村という自然豊かな場所へ気分転換に行ったところ、
上記写真のみたらい渓谷にはなんと大勢の車、駐車場が30分待ちの状態に!
更には町に3つほどある村営の温泉施設が、一時入場制限となる程の人気に!
そのほとんどが関西圏からの方であり、
村の方に聞いたところ、昨年よりも2割ほど人が多いとのことでした。
2020年5月備忘録でも書きましたが、
車で2時間圏内の需要から戻ってくるという「マイクロツーリズム」、それから
「密を避けた自然豊かで開放的な環境」が、選ばれるキーワードなのだと強く感じたのと同時に、
6月から当館で実施していた「NO3密プラン」は間違っていなかったのだと改めて感じました。
(今でもこの傾向は続いていると思います。)
そして7月から開始されたGoToトラベル、8月下旬から開始された奈良県民割引「いまなら。キャンペーン」ですが、
当館としては全体的な観光需要の高まりに合わせて予約が増えてきた、という印象が強く、
「キャンペーンのおかげで増えた」という実感も、
「キャンペーンは高額宿ばかりに恩恵があって、安宿には恩恵がない」という実感もない、
中途半端な感覚でした。
なのでこれらのキャンペーンをどういう顧客にアピールすべく活用するのか、
ターゲットは新規顧客なのか、既存顧客なのか、今宿泊中の方なのか、考えがまとまっておりませんでした。
次回は9月。
お客様との出会いと別れの中で気づいた、各種キャンペーンの対応について書いていきたいと思います!
(それにしてもこのシリーズ、ちょっと長すぎますでしょうか・・・??)
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