2020年備忘録、前回の続きです!(前回はこちらをご覧ください。)
5月
当初6日までだった緊急事態宣言が月末近くまで延長となり、4月以上に街から人が消えました。
当館もこれまでで過去最低の売上となり、初めて月の収支が赤字となりました。
そんな中、星野リゾート星野社長がメディアにて「収束までの18ヶ月間の生き残り戦略」を発信してらっしゃいました。
トラベルボイス【星野リゾート代表に「18か月の生き残り戦略」を聞いてきた】
https://www.travelvoice.jp/20200518-146182
<概要>
・ワクチンや新薬開発、集団免疫獲得までおよそ18ヶ月と予測、それまでは自粛と緩和が繰り返される。
・コロナ禍では「安心・安全」がキーワードに。終息後必ず観光需要は復活するので、しっかりと生き残ることが大事。
・まずは近場の旅行「マイクロツーリズム」需要から戻ってくるだろう。
当時、観光業を巡る暗い話題が多かっただけに、この記事はとても参考になりました。(結果的におおよそ記事の通りになっているかと思います。)
そして私は前回のブログでも書いたように、
「社会のインフラとしてゲストハウスは必要とされている」と気づいた以上、
安価で安心な宿運営をどのように磨き上げ、それをどう訴求するかということを全力で考え、以下の4点を計画、実行することに致しました。
お客様は少ないので体は暇でしたが、頭は一番忙しかったと思います笑
#おうちで奈良旅 を取り入れた、奈良中南部のイマの写真をインスタで発信
県外への移動や公共交通機関を自粛するという流れの中、橿原市の隣には聖徳太子や蘇我氏・大化の改新の地として有名な「明日香村」があります。
当館から自転車で約30分で到着です。とても恵まれた場所にあります。
後程出てきますが、コロナのことを勉強すると「一人、屋外、自転車」なら感染リスクが極めて低いことがわかりましたので、
ステイホームにより奈良に行きたくても来れない方に、少しでも癒しをお届けしようと思いました。
そして同時期、Twitterで「#おうちで奈良旅」発信がトレンド入りしたというニュースもあり、ブームに乗っかることにしました。
こうした取り組みで奈良の事を思い出していただき、収束後観光の際は当館のことを思い出していただけるようにと発信を続けていきました。
コロナ対策の詳細を明文化し、発信
以前も書きましたが、密な交流が特徴のゲストハウスとコロナはとても相性が悪いものです。
そして個人経営なので「大手だから何となく安心だろう」ということもありません。
そんな当館ができることと言えば「感染経路を踏まえた上での科学的な対策を徹底的に学び、実行する」ことだと考え、
「それを明文化して発信することで、安心を感じていただく」ことが大事だと考えました。
日帰り・個室テレワークプランの販売開始
緊急事態宣言により、多くの企業で「テレワーク」を導入するという大きな社会の流れに対応すべく、
「日帰り・個室テレワークプラン」を企画、プラン販売を開始いたしました。
(チラシにて近隣住戸への配布を行いました。)
マイクロツーリズム需要に対応する、2つの宿泊プランの販売開始
先述したマイクロツーリズムとは、車で約2~3時間までの距離にお住まいの方を対象に、
3密を徹底的に回避した旅をご提供する、というものです。(当館の場合は近畿圏、東海圏が当てはまります。)
そこで「マイカーでの旅行の促進」「密のない橿原・飛鳥を自転車で巡る旅を促進」すべく、
「駐車場無料プラン」「レンタサイクル無料プラン」を6/1~販売いたしました。
上記4つ、果たして結果は出たのでしょうか!?
結果は次回、6月分をお楽しみにー!!
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