長谷寺・新緑の床もみじ
長谷寺・新緑の床もみじ

たくさんの方が外出をした今年のゴールデンウィーク。

中には「コロナ禍になってから初めて旅をした」という方も多いのではないでしょうか。

かくいう私も、ブログやInstagramで投稿しているような

奈良中南部の観光スポット以外は、ほとんど行けておりません。

しかもほぼ平日に行く為、人が少なく静かな環境で旅をすることばかりでした。

橿原神宮
橿原神宮

そんな中、前回のブログで書いた通り、

5/10(火)に今が見頃の「葛城高原」へ行きました。

平日でしたが今が満開の赤いツツジを見ようと、バス・ロープウェイはすし詰め状態に。

高原にも本当にたくさんの人が、一目百万本のツツジを楽しんでおりました。

葛城高原・ツツジ園
葛城高原・ツツジ園

これほど人が多い場所へ行ったのは久しぶりでしたが、

感染リスクという意味では、それほど怖さを感じることはありませんでした。

また、元々一人で行動することを寂しいと思うこともありません。

ただし、どこを見ても人の姿があり話し声が聞こえる環境というものを体験して、

少し落ち着かずにソワソワしてしまいました。

室生寺・本堂
室生寺・本堂

原因を自己分析すると、恐らくコロナ禍を経て、

旅先に「今の自分と向き合える落ち着いた環境」を求めるようになったのではないかと感じました。

「新たな刺激・出会い・発見」も大事ですが、静かな環境で色々考えに耽ることが多くなったと思います。

藤原宮跡
藤原宮跡

振り返ると、コロナ禍でご宿泊されたお客様とお話すると、

旅を通じて自分と向き合う、という方が多くいらっしゃいます。

(交流スペースで人生について話し込むこともよくありました。笑)

日常にはない「静寂の環境」は、「密を避ける」という感染対策だけではなく

コロナ禍の旅先選びの条件になりつつあるのかな、と思います。

明日香村・稲渕棚田
明日香村・稲渕棚田

そういう観点から言うと、人の多いゴールデンウィークの旅は、

「自分と向き合える落ち着いた環境」ではなかったのではないかと思われます。

ようやく日常生活を取り戻す方向に日本全体が舵を切り始めた今、

ゴールデンウィーク明けから夏休みまでの所謂「観光の閑散期」と呼ばれる時期は、

「新たな刺激・出会い・発見」がありつつ「落ち着いた静かな環境」もある、

旅を心から楽しめる、絶好のシーズンなのではないでしょうか。

(コロナ禍で常識が変わる時代、旅のシーズンの常識も変わっていいと思います。)

飛鳥寺・飛鳥大仏
飛鳥寺・飛鳥大仏

この記事にある写真は、

「自分と向き合える落ち着いた環境」として個人的にオススメの場所です。

全国的に有名ではないかもしれませんが、静かな環境で何かを感じていただける場所だと思います。

ゴールデンウィークで旅に一歩踏み出した皆様、

次は静かな環境で自分と向き合う旅をしてみませんか??

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