年明けからのコロナ感染急拡大により、多くの自治体で
「不要不急の外出の自粛、県境を跨ぐ移動の自粛」を要請されております。
これにより遠方への観光目的での移動の方は少なくなることが予想される一方、
何度も何度も繰り返されるこうした要請を守りながらも、
「早く気兼ねなく旅行へ行きたい!」という思いは
皆様の中で日に日に高まっているのではないでしょうか。
そこでご提案したいこと、それは
「遠くへ旅行に行けなくても、近くで旅をしませんか?」ということです。
「旅」と「旅行」の違いについて、広辞苑で調べてみると・・・
・旅:住む土地を離れて、一時他の土地に行くこと。旅行。古くは必ずしも遠い土地に行くことに限らず、住居を離れることをすべて「たび」と言った。
・旅行:徒歩または交通機関によって、おもに観光・慰安などの目的で、他の地方に行くこと。
とあります。
こちらの記事にもあるように、旅行には何をするのかという目的があり、ある程度遠く離れた場所へ行くことに対して、
旅は目的が必ずしも決まっていないが、ますは家から離れてみるということだと思います。
他県にお住まいで奈良を好きでいてくださる方が、事前に計画を立てて奈良を巡る、
これは「旅行」にあたると思います。
ただし前述の通り、今は旅行が難しくなっております。
それならばまずは家から離れて、近く(例えば徒歩圏内や車で1時間以内など)へ行ってみる。
例えば、自分の住む街にあるホテルやゲストハウスに泊まってみる。
またはいつもと違った道を歩いてみる、地元の神社へ行ってみる、
普段行かない商店街へ行ってみる、普段買わない店でテイクアウトするなど。
こうした「旅」に(感染対策を徹底した上で)出かけてみてはいかがでしょうか。
旅には目的がなくてもよいと思います。(現にゲストハウスにはそういう方もいます。)
いや、むしろ目的がない方が、「偶然」と出会う可能性が高いです。
そして旅で出会った「偶然」は、心に深く刻まれる思い出となることもあります。
(例えば本記事での上から二つ目「2月の稲渕棚田」の写真。ここに紅白の梅が生えていることを偶然通りがかったときに知りました。また私がゲストハウスを好きになったきっかけはまさに偶然の出会いでした。こちらのブログをご覧ください。)
こうした話をするとよく返ってくる言葉は
「いやいや、自分の地元には何もないから・・・」。
そんなことはありません!
各地にはそれぞれの歴史・文化があり、そこに人々の生活があります。
そうしたことを知らないから「何もない」と思っているだけなのでは?と感じます。
現に奈良県生まれ、奈良県育ちの方とお話すると、「奈良は何もない」と皆言います。
でも他所の土地を知る人からすると、そんなことないですよね。(むしろ奈良には色々ありすぎるぐらい。笑)
お住まいの地域にも必ず、その土地ならではのものがあるはずです。
それが何かを知らないからこそ、発見したときに「偶然」を感じられるのではないかと思います!
実際私もコロナ発生以降、他県へ「旅行」には一度も行っておりません。
(奈良県内で3回程、宿泊を伴った旅行をした程度です。)
それでも今、心穏やかにいられるのは、
自転車圏内や電車で数駅といった近い場所にある様々な神社・仏閣・史跡・お店などを訪問して、
「旅」を味わっているからなのかなーと感じております。
コロナ禍で色々なことが制限されストレスが溜まる時代ですが、
今だからできる「旅」をしてみませんか?
(奈良県民の方は「いまなら。キャンペーン」をご利用いただき、「なんもない」とは言わせない、奈良の魅力を発見してみてください!!)
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