今年は全国各地で暖かい日が続き、桜が記録的な速さで開花しております。

桜の開花というニュースを聞くと心がワクワクするもの。

奈良中南部には有名な桜の名所や知られざる穴場スポットがたくさんあり、

また桜の時期に合わせた素敵なイベントもたくさんあります！

4月はご紹介したい内容が盛り沢山なので、

前半と後半に分けて投稿したいと思います！

今回は4月前半のオススメを書いていきますー。

歴史ある桜、山間部に花開く

まずは言わずと知れた桜の名所「吉野山」。

山岳信仰で知られる修験道の聖地では、桜はご神木として1000年以上守られてきたもの。

そうして育った約3万本のヤマサクラは、人生のうちに一度は目にしておきたいものです。

こちらは本日、吉水神社の一目千本から撮影した桜の様子。

今年は例年と比べて10日ほど早く既に下千本は満開に。

あと数日の内には中千本・上千本が満開となり一番の見頃を迎えそうです。

※金峯山寺蔵王堂の蔵王権現特別公開については先月のオススメをご覧ください。

中臣鎌足（のちの藤原鎌足）を祀る「談山神社」。

中大兄皇子と中臣鎌足が大化の改新の作戦を練った場所として、また紅葉の名所として有名ですが、

世界で唯一「木造十三重塔」の近くに桜が咲きます。

建築物として価値の高い十三重塔と桜はとてもお似合いだと感じます。

こちらはやや遅く、今週末には見頃を迎えそうです。

最後は宇陀市の山間部にある幹周約3m、高さ約13mの枝垂れ桜「又兵衛桜」。

樹齢300年とも言われる巨大な一本桜は圧巻の一言。

周りの石垣が歴史と風情を感じさせてくれます。

こちらも既に9分咲き～満開のようなので、早めの訪問をオススメします！

その他エリアの桜の情報は「3月のオススメ」でも書きましたのでそちらも併せてご覧ください。

春の訪れと共に開催されるイベント

1200年以上の歴史を持ち、かつては高野山の代わりに女性の修行の場として親しまれた「室生寺」。

平安時代からあり国宝指定されている金堂にて、

4月1日（土）～7月2日（日）、特別拝観が実施されます！

金堂内に安置されている釈迦如来立像（国宝）などの仏像を、

外からではなく中へ入って拝観することができます。

昨年の特別拝観に行きましたが、仏像の美しさに見とれてしまい、

気づけば1時間ぐらい経ってました。。。笑

それほど心に響くものがありますので、皆様も是非！

西国三十三カ所巡礼第7番札所であり、日本初のやくよけ霊場として有名な「岡寺」。

御本尊の如意輪観音座像を間近で見られる「本堂内々陣お扉特別開扉」が

4月2日（日）～6月26日（月）まで開催されます。

日本最大の塑像を通常の拝観料でご覧いただくことができます。

また手水にダリアが浮かぶ花手水を見ることができますよー！

重要伝統的建造物群保存地区である「今井町」。

3月17日に公開されたSnowMan目黒蓮さんと今田美桜さん共演の映画

「わたしの幸せな結婚」のロケ地として、今井町が使われたようです！

それを記念して上のようなロケ地マップが作られ、また近鉄百貨店や市役所で

衣装などの展示が行われるようです。（詳細はこちら）。

映画は大ヒット中とのこと、聖地巡礼に多くの方が来てくれれば嬉しいです♪

初代神武天皇をお祀りする「橿原神宮」。

4月2日（日）、3日（月）の春季大祭（御鎮座記念祭、神武天皇祭）に合わせ、奉祝行事として

「春の神武さん」が開催されます。

様々なイベントが催される2日間は、普段の厳粛な雰囲気とは違い、華やかなものになりそうです。

さあ、春も本番！

奈良中南部でも、街には外国人も含めて観光客と思われる方が増えてきました。

当館は本日からおかげさまで、しばらく満室状態が続きます。（直前キャンセルもありますのでよろしければ諦めずにお問合せください。）

なんとかブログも週2回更新していきますので、今後とも宜しくお願い致します！