さて、今年も間もなく終わります。
年末年始は皆様どのように過ごされるのでしょうか。
年明け1月の観光情報を「今だからこそ」知っていただき、
魅力あふれる奈良中南部への旅を、年末年始でぜひ想像していただきたく、
今回はいつもより少し早めに本シリーズを書いていきます!
ここにしかない、古代から蘇った壁画
国内では2例しか発見されていない古墳石室内の壁画。
その高松塚古墳とキトラ古墳の壁画を実際に見ることができるイベントが開催されます!
開催:1月21日(土)~1月27日(金)
場所:国宝高松塚古墳壁画仮設修理施設(高松塚古墳近く)
費用:無料
公開:西壁女子群像、東壁女子群像、天井星宿図、北壁玄武
開催:1月21日(土)~2月19日(日)※2/1、2/15は休館
場所:キトラ古墳壁画体験館 四神の館1階(キトラ古墳近く)
費用:無料
公開:南壁「朱雀」
いずれも事前申込制で第一次応募は終了しましたが、
1月5日から定員に達していない枠の第二次募集がスタート致します。
詳細は各特設サイトの「応募フォーム」をご覧ください!
昨年解き明かされた、古代の謎に迫る
日本書紀の編纂以前である飛鳥時代、
まだまだ解明されていない謎が多く、それが古代ロマンを想起させるところでもあります。
そんな明日香村・橿原市にて、2021年度に実施された発掘調査によって
少しずつ解明されてきた古代の姿を、出土品と共に学ぶことができる「飛鳥の考古学2022」、
1月20日(金)~3月12日(日)、飛鳥資料館にて開催されます。
※料金も通常の入館料(大人350円)のみで入ることができます。
常設展示も飛鳥のことが網羅的に学べてとてもオススメ!
冬の吉野、新たな名物に
かねてより金峯山寺蔵王堂の節分法会では「福は内、鬼も内」と言います。
全国から追われてきた鬼を役行者が法力によって弟子にしたという言い伝えにより、
1000年以上続いている祭典。
吉野山では1週間前の1月28日(土)から「鬼フェス2023」として、様々なイベントが開催されます。
桜や紅葉だけではない吉野の魅力を是非ご体感ください!
奈良の神社で行われるとんど祭り
とんど祭りとは小正月の一月十五日に村々で行う火祭り。
旧年のお札や正月飾り、注連縄等をお焚きあげする古くからの伝統行事です。
各地の神社で執り行われるかと思いますが、
天川村の「天河弁財天神社」では朝6時からと、とても早い時間から始まります。
一方「大神神社」の大とんどは8:00-16:30までと行きやすい時間に。
お正月の名残をさっぱり捨て、新たな気持ちで日常に向かうきっかけになりそうです!
奈良中南部の冬景色
桜や牡丹、紫陽花や紅葉など四季折々の花が楽しめる「長谷寺」。
1月上旬から2月上旬にかけて、藁に隠れた寒牡丹をご覧いただくことができます。
重要文化財の登廊と寒牡丹の可憐な花がよく似合います!
他にも「當麻寺奥之院」や「石光寺」でも寒牡丹をご覧いただけます。
万葉集でも「八釣川の蝋梅」として記載されている明日香村・八釣地区。
この一帯には珍しく自生の蝋梅(ロウバイ)がたくさん生えております。
下を向いて咲く小さな花、近づくととても甘い香りがする花です。
1~2月は最も積雪の機会が多い時期です。
2年前の雪が降った日、室生寺でこのような美しい雪景色に出会いました。
奈良中南部は頻繁に雪が降るわけではありませんが、年に数回このような景色に巡り合うことがあります。
天気予報とにらめっこしながら、タイミングを見て訪問いただければと思います!
初詣にオススメの神社もご紹介しようかと思ったのですが、
まだまだコロナ感染者が収まらない中
一部の神社で旧正月の松の内・旧七草(1月28日)頃までの「分散参拝」が呼びかけられていることから、
3が日を過ぎた後にブログにてご紹介できればと思います。
1月も引き続き皆様のお越しをお待ちしております!
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