今年1月より募集を開始した「大和八木シェアハウス橿の木」、
おかげさまで多くの問合せ・内覧をいただいておりますが、
お問合せいただく方の中で多いのが「学生さんの親御さんから」というケースです。
(徒歩圏内に奈良県立医科大学があるからだと思います。)
未成年で初の一人暮らしという場合だと、色々心配なのだろうと心中お察しいたします。
ネットなどで「シェアハウスのメリット」と検索すると、色々な記事が出てきます。
(例:UR暮らしのカレッジ「シェアハウスのメリット・デメリット。快適な暮らしのポイントとは?」)
ただこうしたものは「入居者目線」のものがほとんどだと思います。
そこで今回は、元不動産賃貸営業&
現ゲストハウス・シェアハウス運営の私が考える
賃貸アパートと比較して、「親御さん」目線で「お子さま」を
「シェアハウスに入居させるメリット・デメリット」について書いていきたいと思います!
シェアハウスのデメリット
1.合鍵がなく個室には基本的に入れないので、お子さまの部屋に自由に入れない。
一人暮らしとなるとやはり心配な点は、部屋の掃除や食事面。
賃貸アパートの場合は合鍵を作ってはいけないという規定がないケースが多いため、
お子さまの代わりに部屋を掃除したり、何かご飯を作っておいたり、ということができます。
しかしシェアハウスは共同生活である以上、
関係者以外の立入には制限がある場合がほとんど、宿泊もできない場合が多いです。
(当館では2階個室フロアには引越時や緊急時以外の立入りは禁止、1階共有スペースには事前連絡の上で、入居者と一緒なら館内へ入ることができます。宿泊はできません。)
お子さまの生活を完全にサポートしたい、という場合、シェアハウスは難しいと思います。
2.共同生活をする中で、他の入居者がどんな人かわからない。
当館のように「30代迄の日本人男性限定」という制約を設けるところもありますが、
規模が大きくなると「誰でもOK」というところもあります。
そしていくら制約があっても、職業・年収・人格などは様々であり、
プライバシー保護の観点から、入居者の詳細な情報は当然ながら教えてもらえません。
もしもお子さまとそりが合わない人だったら、と不安になることはあろうかと思います。
賃貸アパートだと他の入居者とほとんど接点がないのでその点安心ですよね。
シェアハウスのメリット
1.常に他者(第三者)の存在を感じることができるので、心の支えになる。
新生活、慣れない学校や職場では楽しいことばかりではなく、
辛いことやしんどいこともあります。
学校・職場と自宅の往復となった場合、賃貸アパートだと自分の視野が狭くなり、
辛さ・寂しさ・痛みに誰も気づくことができず、解消できないかもしれません。
※実際私が以前、月サービス残業150時間程を迫られる会社に勤務していた際、
会社と一人暮らし自宅(賃貸アパート)の往復でした。
当時の状況に何も違和感を持たず、心の傷に気づくことができませんでした。
それを救ってくれたのが、家の近くのショットバーや一人旅という、
「いつもとは違う世界や人々」でした。
「常に誰かが居て、ゆるく繋がっている」という見えない安心感は、
辛いことに直面したお子さまの心の痛みを、軽くしてくれるものになると考えます。
2.シェアハウスでのルール・マナーを守った生活は、自立への第一歩となる。
大半のシェアハウスでは共同生活の秩序を守るために
「ハウスルール」を設けております。
(共用部分での過ごし方や禁止事項、ごみ出しや清掃当番など。普通にしていればそんなに難しいものではありません。)
こうしたルールやマナーを意識して生活していくうちに、
「掃除や片付けのやり方」「規則正しい生活」「他者への配慮や思いやり」が
自然と身につくのではないかと考えます。
正直一人暮らしだと全ては自分次第の為、堕落した生活を過ごしてしまうこともあります。
かといって親御さんが片づけをしてしまうとそれに甘えてしまうかもしれません。
確かにシェアハウスにおいても自分の個室は自分次第ではありますが、
共用部でのマナーやハウスルールを守ることは、他者への配慮を身につけることに繋がり、
社会人としての自立への第一歩になります。
これは実家暮らしや賃貸アパートにはない、シェアハウスの一番のメリットだと考えます。
もちろんシェアハウスと一言で言っても形態は様々なので、
気になる物件があれば、まずは問合せ・内覧をしてみましょう!
シェアハウスという選択肢、是非ご検討ください!
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