いつもお久しぶりと言っている、こちらのシリーズ!
今回は準備の間、多くのゲストハウスに宿泊した話を書いていこうと思います。
2017年夏、まだ前職の不動産営業マンだった頃、
京都のとある町家ゲストハウスに宿泊したことを機に、ゲストハウス開業を志しました。
以前こちらで書いた通り、当時は地元・京都でゲストハウスをやりたいと思っており、
その町家ゲストハウスで住み込みスタッフ(フリアコ)の募集があったことから、
「会社を辞めてすぐにそこで働きたい、でもその前に他のゲストハウスに10軒宿泊してから決めよう!」
と考えました。
思い立ったが吉日、適当に理由をつけて定時で退勤し、そのままゲストハウスへ向かい、
そこから出勤するというハードな日々を過ごしました。
結局その時に会社を辞めることにはならなかったのですが、
10軒宿泊した時の感想は「色んなゲストハウスがあるんだな」ということでした。
色んなというのは良い意味だけではなく、
ここはちょっと改善した方が・・・と思う部分もありました。
そこで私は、
「(当時は)あと1年会社にいるのであれば、なるべく多くのゲストハウスに宿泊しよう」と思いました。
そして宿泊した際は自分の中で、以下の4つをルールとして設けるようにしました。
①なるべくオーナーさんとお話しする機会を図り、ゲストハウスをしたい!という思いをぶつけてみる。
②他の宿泊者とも話して、ゲストハウスのイメージなどについて聞いてみる。
③街の雰囲気を知るために、周辺の散策や観光をする。
④それぞれの「真似したいところ」「反面教師にしたいところ」をメモしておく。
結局この時から約2年後に開業することになりましたが、
仕事の休みを使って月に2軒は宿泊しておりましたので、
恐らくトータルで50軒以上は宿泊したと思います。
京都で開業したいと思っていた時は主に京都を、奈良にシフトチェンジした後は奈良市内を、
そして大阪に住んでおりましたので時には大阪や兵庫のゲストハウスへ。
開業年数や立地、金額や口コミの評判などは気にせず、
とにかく文字通り「泊まりまくり」ました。
結果、これは大正解でした。
一般的に「量より質」などと言われますが、この分野に関しては「量」が大事だと言い切れます。
なぜなら、良いものも悪いものも全て自分の目で見てきたからこそ、
本当に良いものがわかり、自分が真似をしたいものが見えてきたから、
そして量を泊まって尚、自分はゲストハウスをやりたい!と思えたからであります。
ゲストハウス開業を志望する方の中に「先日泊まったゲストハウスが良かったから」ということを言う方がいますが、
そんな方には「まずはとりあえず10軒宿泊してみてから考えてみよう」とアドバイスしております。
実際に当館は、量を泊まって得た経験を
とてもとても生かさせていただいております。
色々とお話ししてくださった当時のオーナーさんや関係者の方々、本当にありがとうございます。
そして願わくば、当館にご宿泊いただいた方が、
当館の良いところ・悪いところを学んでいただき、
理想のゲストハウスを作り上げていただくようになれば良いなと思っております!
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