2020年備忘録、前回の続きです!(前回はこちらをご覧ください。)
3月
雪崩のようにキャンセルが増えていき、20日の小池都知事による「首都封鎖・ロックダウン」発言、また30日の志村けんさんの死去により、瞬く間に街から人は消え、先行きが暗くなる思いでした。
不安な気持ちを和らげるべく取り組んだのが、「近い将来の予想を3パターン(プランA,B,C)考えておく」ことです。
これは「1ヶ月先の現実的な予想」をプランAとして、それよりも悪い予想をプランB、良い予想をプランCと設定し、色々な情報を基に頭の体操を行うものです。
当時は以下のように考えました。
・プランA「このまま緩やかに上昇を続け、気温が上昇するゴールデンウィークには減少。医療体制は一部を除き逼迫せず、緩やかな自粛ムードが続く」
・プランB「急激な上昇と共に医療体制が逼迫、緊急事態宣言となり5月中まで蔓延する。実質ロックダウン状態となり人の流れが止まる」
・プランC「4月になり暖かくなればウイルスが落ち着き感染は減少、冬までは落ち着く。大きな社会変化はなく、しだいに報道もされなくなっていく」
結果的にはほぼプランBの通りとなりました。
ここで予想しておいたおかげで、その後の状況を冷静に捉えることができ、効果的な対策をすぐに実行できたのだと思います。今でも常に近い将来を3つのプランで考えるようにしております。
話は変わりますがちょうどこの頃登場した、コロナ対策において最も有名となった「3密」というキーワード。これはゲストハウスと非常に相性が悪いと考えるようになります。
ゲストハウスの魅力といえば、オーナーや旅人間での交流を通じて「旅のもう一つの思い出」を感じられるところ。そういう場を提供したいという思いからゲストハウスを開業しました。
しかしコロナ禍ではそれらが悪者扱いされてしまいました。
そして「不要不急の外出の自粛」が叫ばれるようになる中、「ゲストハウスを営業すること」が「地域への人の流れを生み、感染拡大を助長する」のではないかと考えるようになります。
ゲストハウスの存在意義とは何か、営業を続けても良いのか、自問自答する毎日でした。
長くなりましたので今回はここまで!
次回は遂に緊急事態宣言が発令された4月、あるお客様の一言によりゲストハウスの新たな存在意義を見つけることになります。
物書きに慣れずスローペースではありますが、どうぞお付き合いください。
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