奈良中南部にある、マイナーだけど実は凄いスポットを紹介するシリーズ、
第4弾は「吉野山中千本の『世界遺産ではない』神社・仏閣」をご紹介します!
吉野山と言えば桜や紅葉があまりにも有名で、
金峯山寺蔵王堂や吉水神社、吉野水分神社などへお参りする為に、
多くの方が歩いて観光をされます。
しかし折角歩いているのに、今回ご紹介する神社・仏閣はスルーされがち。。。
吉野好きの方でも知らないところもあるのではないでしょうか。
ということで桜の時期を前に、一気にご紹介していこうと思います!!
※写真は全て昨年2月撮影。山の下から順番に紹介していきます。
弘願寺
ロープウェイ駅から登り、黒門をくぐって最初に右手に見えるお寺。
歯痛に霊験があると言われる関屋地蔵が祀られており、虫歯予防などのご利益があります。
全国の歯医者さんがお参りに来るそうです!
吉野朝宮跡
吉野は、南北朝時代に南朝が置かれた地でもあります。
京都から逃れた後醍醐天皇が、吉水神社の後に宮を置いた場所が吉野朝宮跡。
明治期の廃仏毀釈によって当時のお寺はなくなり、今は南朝四帝の慰霊を弔う
南朝妙法殿が造られております。
往年の姿を想像すると、もっと楽しめるかと思います!
脳天大神
吉野朝宮跡から階段を445段下ったところにある、金峯山寺の塔頭の一つの神社。
首から上にまつわることに霊験があると言われ、受験合格や病気治癒などにご利益があります。
個人的にオススメの神社ですが、
なんせ階段は相当体力を使うので、帰り際の方がいいかも。。。笑
東南院
吉水神社へ向かう鳥居の前にある寺院。
開基は役行者。金峯山寺蔵王堂建立の際、そこから東南の方向にお寺を建て、
一山の安泰と興隆を祈願するという「霊地霊山」の教えにより建てられたそう。
多宝塔が道から見えるので、ご存じの方も多いと思います。
勝手神社
創建年代は不明も大海人皇子(後の天武天皇)にゆかりのある神社であり、
静御前(源義経の妻)が追手に捕らわれ、舞を踊ったという場所でもありますが、
2001年に本殿は焼失、今では広場のような境内とわずかに神社の名残があります。
ご神体は吉水神社にあるそうです!
大日寺
これまた大海人皇子ゆかりの寺院で吉野山最古の寺院。
境内の中には重要文化財である藤原期の五智如来坐像が安置されているそう。
少し坂を下ったところにあります。
喜蔵院
金峯山寺の塔頭で創建は平安時代(840年頃)。
江戸時代には儒者熊沢藩山が滞在したことで知られております。
境内にはユーズホステルが併設されております。
善福寺
創建は白鳳時代、開基は役行者とされる善福寺、
ここは神武東征期、八咫烏と当時吉野の首長であった井光大神が道案内をした
という伝説があるのですが、その井光大神の住居があったとされております。
そしてこの井戸の跡が、井光大神が誕生した場所だとされているとのこと。
境内の裏にある山を下りていくと見れます。オススメです!
桜本坊
創建は673年、天武天皇(大海人皇子)により建立。
大海人皇子が父の天智天皇から逃れて吉野にいた際、冬にも関わらず、
良いお告げとされる桜が咲き誇る夢を見て、その後皇位につくことができたそう。
そして夢で桜の木が咲いていた場所に、桜本坊を造ったという素敵な話があるそうです。
ご本尊の役行者像を始め多くの重要文化財などの寺宝があり見所がたくさん!
春と秋には特別公開もやっております!オススメです!
竹林院
聖徳太子により創建されたといわれる寺院。
裏の庭園(群芳園)は千利休が作庭、細川幽斎が改修したとされる回遊式庭園で、
大和三庭園の一つです。
春は桜、秋は紅葉が綺麗に彩ります。
まだまだ寒い季節は続き、春は遠い先のように思えてしまいますが、
あと40日ほど経てば桜の季節がやってくるはずです。
よろしければマイナーな場所にも目を向けていただき、より深く吉野を
知っていただければ幸いです!
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