例年であればゴールデンウィーク直前に満開となる石楠花(シャクナゲ)が、
今年は既に満開!との情報を聞き、
昨日朝、室生寺へ行ってきました!
お寺の方曰く例年より10日程早いようでちょうど今が見頃!
今回は満開の石楠花が咲く、室生寺の様子をご紹介します。
まずは入口となる太鼓橋。
こちらにはまだ石楠花は見えませんが、綺麗な新緑がお出迎えしてくれます。
拝観料を支払い、いざ仁王門へ!
側には早速石楠花が見えます。
仁王門をくぐるとある階段を「鎧坂」と言うのですが、
坂の脇に多くの石楠花が咲いております!
もうこの時点でテンション上がりまくり、写真撮りまくっておりました。笑
坂を上った先にあるのは、平安時代初期築の国宝「金堂」。
中には国宝「釈迦如来立像」、重文「薬師如来立像」。十分「文殊菩薩立像」(3体はいずれも平安時代初期造)や十二神将立像などが展示されており、
ただいま金堂特別拝観(拝観料500円)中(7/2まで)で、目の前で仏様を拝むことができます。
特別拝観を見たのは3回目なのですが、またしても仏様の前から20分程動けずにいました。。。
それほど圧倒的なオーラを感じる、唯一無二の時間と空間です。
金堂から石段を登って見えるのが、これまた国宝の「本堂(鎌倉時代築)」。
御本尊の「如意輪観音菩薩像(平安時代造・重文)」を中に入って拝むことができます。
正面から見る石楠花も綺麗ですが、、、
向かって右から見る青もみじがとても綺麗です!
同じ青もみじなのに少しずつ色が違い、それが絶妙なコントラストを描いているように感じます。
個人的に最も好きな青もみじの一つです。
そして本堂の奥に見えるのが、、、
室生寺の代表的な建造物であり平安時代初期築の国宝「五重塔」。
高さ16.1mで屋外に建つ五重塔では国内最小のもの。
ただ石段の下から見上げた姿は存在感と迫力があり、堂々と佇んでおります。
その石段の端に、境内で一番多くの石楠花が咲いております!
白に近い色からピンクに近い色まで、少しずつ異なる色が咲く石楠花の姿は、
厳しい自然を生き抜いてきた五重塔を優しく照らしてくれているようです。
石段を登った先から見る五重塔も趣があって素敵です。
近くには石楠花で囲まれた可愛い石仏があり、そして奥之院へ続く石段にも石楠花が咲いておりました。
あちこちに石楠花が咲いており、見所が多く十分楽しめました。
平日にもかかわらず多くの方が来られておりましたが、それでも列に並ぶようなことはなく、
静寂でピリッと張り詰めたような空気感を感じることができました。
前述の通り、ゴールデンウィークには花が散っていると思われます。
恐らく見頃は今週末まで、来週はギリギリといったところです。
派手さはなくとも奥深い美しさがあり、静寂で張り詰めた空気を感じる室生寺は、
奈良にしかない独特の魅力が詰まったお寺だと思います。
是非魅力あふれる室生寺に行ってみてください!
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