以前のブログで、「近い将来を常に予想しておく（詳細はこちら）」ことが大事だと書きました。

そこで今回は、今私が考えている3ヶ月先までの将来の予想を書いてみたいと思います。

タイトルにもあります、今や懐かしい「GoToトラベル再開」については、予想の後に述べていきます！

9月

まずは12日まで発出されている「緊急事態宣言」ですが、

恐らく首都圏・関西圏・東海圏は解除されず、9月末前後まで延長されると思います。

9/18～9/26までのシルバーウィークも、観光面では大きな人の流れにはならないと思われます。

緊急事態宣言の解除について、人流について、ニュース等で報道されることでしょう。

しかし、一連のコロナ問題よりも「自民党総裁選（9月末投票）」の報道が大きくなります。

※ちょうど昨年も同時期に総裁選があり、第2波がピークアウトを迎えつつあった状況でしたが、コロナ問題の話題が少なくなるにつれ、少しずつ人出が増えていったように思います。

今年も昨年同様「コロナの話題が少なくなってきたからそろそろ出かけてもいいんじゃない？」と感じた方が、

少しずつ外出するという傾向になっていくのではないでしょうか。

日が経つにつれて人出が増えてゆくものと思います。

10月

自民党新総裁が決まり、このまま減少傾向が続けば恐らく緊急事態宣言は解除となり、

都心部に「まん延防止等重点措置」が適用となるでしょう。

制限付きながら酒類の提供も認められ、そして暑さも和らぐことから、

9月よりも外出する方は増えてくるのではないかと思われます。

そして政治の世界では10月末か11月上旬に衆議院議員総選挙が控えている為、

こちらの話題が多く取り上げられることになると思います。

一部ではコロナはもう終わった、と考える方も出てくるかもしれません。

11月

総選挙が終わり、国会での首班指名が終わると11月中旬に。

そして11月には、希望する国民のほぼ全てにワクチンが行き渡っていると思います。

（ワクチンパスポートなどの議論も本格化されていきそうです。）

しかし新たな変異株の脅威に加え、元々ウイルスの伝播効率の高い冬を迎えることになります。

ワクチン効果で感染拡大とならないのか、それとも第6波が来てしまうのか。

どちらにしろ11月は紅葉シーズンの為、昨年同様観光客は増えると思います。

ワクチンパスポートなどが普及すれば尚更人出は増えていくと思われます。

こうした予想の中で、観光業界としては気になる「GoToトラベルキャンペーン」ですが、

本年の再開はないと思っております。

理由は「総裁選と総選挙が控えるこの時期に、賛否両論のあるGoToトラベル再開といった政治決断をすることはない」からであります。

「ワクチン接種や検査をすることで飲食や旅行を進めていくべきだ！」という意見がある一方、

「今まで感染抑制のために人流を減らす政策をしておきながら、GoTo再開で人流を増やすと感染拡大に繋がる。今までの努力が無駄になる」という意見が出てくると思われます。

選挙が迫る時期というのは、政治家は往々にしてこうした難しい問題提起はせず、

当たり障りのない政策を並べるはずです！（一応大学で政治を学んだので多少は詳しいかと…笑）

総選挙と首班指名選挙が終わるのが11月中旬ですから、そこから急に再開ということも考えにくいです。

（まあ二階幹事長の影響が大きい政権になればどうなるかわかりませんが。。。）

話は長くなりましたが、これらを通して私が言いたいことは、

「GoToキャンペーンにはあまり期待せず、旅をしたいと思った時に旅に出かけましょう！！」

ということです。

また、以前こちらのブログで「11月以降ドミトリールームの受入を1名様のみ→2名様へと変更する可能性」について述べていましたが、

とても10月中にワクチン接種が完了するとは思えず、また選挙により抜本的な対策が取られるとも思えないので、

今年いっぱいは1名様のみの受入とすることに決め、予約ができる状態に変更いたしました。

奈良へお越しの際は是非ご検討いただけると幸いです。