JR東海が昨年秋から「#ずらし旅 分散型旅行」というキャンペーンをされているのをご存じでしょうか。
特設サイトにはこのようなキャッチフレーズがあります。
「旅は、ずらすと、面白い。
旅する時間や場所、行動をずらしてみる。すると、
今まで知らなかったことに気づく「発見」のある楽しい旅を作ることができます。」
コロナ禍で旅のスタイルが変化した今、素晴らしい提言だと感じております。
なぜ今、そう思ったのか。当館の現状も踏まえ、一つ一つ書いていきたいと思います。
(JR東海特設サイト内「#ずらし旅インタビュー記事」、面白かったので紹介しておきます。)
1.旅する「時間」をずらす
社会人の方の休みは多くが「土・日曜日」です。これはコロナ禍であっても大きく変わりません。
しかしコロナ禍で、リモートワークの増加や残業・仕事終わりの飲食機会の減少により
可処分時間が増えたこと、また以前よりは有休を取りやすくなったことで、
土日の前後を上手く活用することが、少しは容易になったのではないでしょうか。
実際当館のご宿泊者様でも、
「金曜日の夜に到着して2泊、土日を満喫して日曜の夜に帰る」
「思い切って月曜日有休を取り、日~月で1泊の旅をする」
といったご利用が増えてきております。
このように時間をずらすことで「観光地や宿での混雑を回避する」ことが可能となり、
ゆったりとした時間が流れる自分らしく落ち着いた旅ができるようになります。
密を避けられるという、コロナ禍ならではのメリットもあります。
2.旅する「場所」をずらす
これまでの旅は、ツアーで行く場所が決まっていたり、
また個人旅行でも旅行雑誌に載っている「人が集まる定番の場所」へ行き、お土産を買い、
家に戻って職場で旅の話で盛り上がる、というスタイルが一般的だったと思います。
それがコロナにより、そもそも旅行会社の団体ツアーが敬遠されるようになりました。
そして旅をしたと大きな声で言いにくい状態になった為、
羨ましがられるような「定番の場所」に行ってお土産を買う必要性が薄れてきたのではないでしょうか。
それよりも本当に自分の行きたい場所へ行く方、
もしくはあまり目的地を決めず、旅先でオススメされた場所に行ってみる、というスタイルが
今後増えてくるように思います。
(実際当館でも、より詳細な観光地情報を聞かれることが多くなってきました。)
本当に自分が行きたいと思える場所に行くことができる旅って、なんだかいいですよね!
3.旅する「行動」をずらす
1泊2食付のホテルや旅館の場合、夕食は18-19時から、朝食は8-9時までとなります。
すると必然的に9-18時の間しか観光をすることができなくなり、混雑することになります。
こうした概念を捨てて少し行動を変えてみる、例えば、
「朝早く起きて神社・仏閣の朝の勤行に参加する」
「伝統的建造物が残る街並みの、夜の静けさを歩いて味わう」など。
一度訪れたことのある場所でも、時間が変わると全く違う表情を見せてくれることがあります。
そうした偶発的な発見は、きっと旅の思い出に深く刻まれると思います。
(当館でもこうした体験をオススメし、大変喜んでいただいております。)
旅は土日にしか行けないもの、
定番の場所を行かないと行けない気がする、
決まった時間しか外に出ることができない。。。
こうした固定概念を捨ててみると、もっと自分らしく楽しい旅になるのではないかなと感じております。
私は日頃から観光地へ出向き、旬の観光情報をご提供することを心がけております。
旅の計画段階でも構いませんので、ご相談などございましたらどうぞお気軽にご連絡ください!
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