当館には(週に平均2名ほどと)数は多くないものの、
外国籍の方にご利用いただくことがあります。
(訪日外国人観光客や日本在住の外国籍の方など)
中には日本語が堪能という方もいらっしゃいますが、
多くはコミュニケーションで英語を用いることになります。
泊まった宿で偶然外国人の方と出会った時、
何をするのが自分にとっても相手にとっても良いのでしょうか。
今回は「ゲストハウスのオーナー」という立場から、
日本人の皆様にお願いしたいことを書いていきたいと思います。

京都や大阪、奈良公園など、近くに有名な観光地が数多くあるにもかかわらず、
日本人以上に全然有名ではない「大和八木」を選んで
ご宿泊いただいている外国人の方は、いったいどんな特徴があるのか。
開業以降の6年間で私が感じた特徴は、以下の3点が挙げられます。
1.大和八木に友人がいる、または用事や仕事で来ている
2.日本中あちこち旅をしており、奈良も2回以上訪問されている
3.最低でも1か月以上、多くは2か月以上、日本中を旅されている
全てにおいて言えるのは、皆さん日本のことをよく理解いただいているということ、
そして日本を好きでいてくれているということです。

皆様、大好きな国へ旅行した時だと仮定して想像してみてください。
少しでも現地の方と触れ合うことができたら、嬉しくないでしょうか。
現地の言葉を覚えてそれが通じた時も、
向こうがカタコトの日本語を使ってくれた時も、
どちらも思い出に残る出来事だと思います。
それは日本が好きで日本に来てくれた外国人も同じことで、
ガイドや店員ではない同じ旅人同士、例え「こんにちは」「Hello」だけでも話せたら、
きっと良い思い出になると思うのです。

考えてみると日本人は(自分も含めてですが)、
あれだけ中学・高校で英語を勉強したのにも関わらず、
英語が苦手だ、または外国人と話したことがないという方が多すぎると、
ゲストハウスを運営していて切に感じます。
恐らく「試験で正解を出すための英語教育」だったので、
いざ外国人の方に声をかけようとしても
「今は朝だからHelloじゃなくてGood Morningのほうが良いのではないか??」
「Whatの次に来る文法は何だったかな、間違えてはいけないし・・・」
「そもそも初対面でいきなりHelloは失礼じゃないだろうか・・・」
などと考えあぐねて、結局声をかけられずに終わる、というパターンをよく見ます。
そうやって考えすぎるのは、日本人の悪い癖です!

何時だとしても挨拶は「Hello」で問題ありませんし、
知っている単語をジェスチャー込みで伝えるだけで、結構コミュニケーションが取れるものです。
街中でいきなり一対一のコミュニケーションを取るのはハードルが高くても、
ゲストハウスならば、間を取り持つオーナーがいて、
しかも日本が好きで理解のある外国人なので、ハードルは高くありません。
さあ、まずは「Hello!」と声をかけるところから始めてみましょう!
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