先日、三重県名張市にある「赤目四十八滝」へ涼を求めて行ってきました!
本ブログではこれまで、奈良中南部の観光スポットを紹介していたので、
「なぜ三重県?」という疑問を持たれる方もおられるかと思いますが、
実は当館最寄りの「大和八木」駅から赤目四十八滝の最寄り駅、近鉄「赤目口」駅までは直通で30分弱と近く、
当館に宿泊して赤目四十八滝へ行く、という方も過去多数いらっしゃいましたので、
県は違えど「当館を拠点に巡っていただきたいスポット」の1つなんです!
ということで今回は、赤目四十八滝について詳しく紹介していきたいと思います。
近鉄「赤目口」駅のロータリーに三重交通のバス乗り場があります。
改札口は1つで降りたらすぐ目の前にあるので、間違うことはありません。
駅に公衆トイレはありますが、コンビニはありませんのでご注意ください。
バスの時刻表についてはこちらよりご確認ください。
またバスは交通系ICカードが使えます。(チャージはできなかったと思います。)
駅から最寄りの赤目滝バス停(終点)までは約10分。
のどかな道を走っていきます。
バス停に到着。左へ登っていきます。
平日の10時台だったのでお土産物屋や軽食のお店は閉まってましたが、
10店舗ほど軽食販売・カフェ・雑貨屋などのお店がありました。
道中、いくつか無料駐車場がありました。
全部で250台駐車可能とのこと。
最も入口に近い無料駐車場にトイレがあります。この奥には渓谷内にある1つのみとなりますので、
とりあえず立ち寄ることをオススメします。
バス停から約10分、入口である赤目滝水族館に到着です。
こちらで入場料(大人1000円、小人500円)を支払い、まずは水族館へ入ります。
水族館では渓谷内に生息するアマゴなどの淡水魚やカエルなど、10種類程度の水槽を見ることができ、
天然記念物のオオサンショウウオも飼育されておりました。
オオサンショウウオの顔を初めて見ましたが、ちょっと間抜け面が可愛かったです。
そしていざ赤目四十八滝へ!
こちらが赤目四十八滝全体の散策マップとなります。(入口で同じものをもらえます。)
位置関係や所要時間などはこちらで把握いただければと思います。
今は渓谷入口というところです。
すぐ側に川が流れる散策路を進んでいきます。
全ての道がこのように舗装されて手摺があるというわけではありませんが、
後に紹介する「布曳滝」までは、どんな靴でも体力に自信のない方でも散策できるような道になります。
そして入口から約6分、
数多くの滝の中でも特に見どころとされる五つの滝を「赤目五瀑」と呼ぶのですが、
その内の1つ「不動滝」に到着します!
高さ15m、不動明王にちなんで名づけられた「不動滝」。
明治中期まではここから奥に入れなかったそうです。
手前に架かる橋の上から見るのですが、轟音が響く滝はとても力強くオーラを感じます。
かつては役行者も修行していたとのことです。
不動滝から10分ほど歩くと大きな岩が川をふさぐようにある八畳岩へ。
岩の平らな面が八畳ほどあるのでしょうか。
こちらには最後のトイレがありますのでお忘れなく。
八畳岩から奥へ進むとすぐに見えるのがこちらの「千手滝」。
赤目五瀑の1つ、岩を伝って千手のように落水するところから名づけられたとも、
千手観音にちなんで名づけられたとも言われているそう。
滝の前には休憩スポットもある為、ここで一休みしながら、
この美しい滝をしばし眺めるのも良いと思います。
そしてここから登るとすぐに見えてくるのが、、、
赤目五瀑3つめの「布曳滝」。
高さ30mから一条の布をかけたようにすーっと落ちる滝。
しなやかで力強さがあり、エメラルドグリーンに光る滝壺が美しい滝でした。
ここから少し道が険しくなります。
体力に自信のない高齢の方やお子様はここまでで引き返した方が良いかもしれません。
とはいえ道は整備されておりますので、登山の格好は不要です。
頑張って歩きましょう!
布曳滝から約30分、次の休憩スポット「百畳岩」があります。
大きな岩がたくさんある場所で、ベンチで休憩をしたり、岩に腰かけて水に触れたりすることができます。
入口からだいたい1時間ぐらいなので、少し休憩するのも良いかもしれませんね!
(この辺りから携帯電話の電波が怪しくなってくるので気を付けてください。)
百畳岩から次の赤目五瀑「荷担滝」までは約20分。
岩から木が生えた奇妙な「七色岩」や、気を付けないと濡れてしまう「雨降滝」、
恐らく滝の横の岩が骸骨に見える「骸骨滝」など個性豊かな滝があり、
疲れながらも飽きずに楽しく散策ができます。
そして渓谷随一の景観と言われる赤目五瀑4つ目の滝「荷担滝」が見えます。
高さ8mの滝が岩を挟んで2つに分かれて流れ落ち、すぐ上にも滝がある豪華な滝。
新緑に染まる紅葉と滝のコントラストがとても綺麗で、秋にまた来たくなりました。
木漏れ日が滝壺にさすとエメラルドグリーンに輝くところも素敵でした。
さあ、赤目五瀑最後の「琵琶滝」まではあと10分!
道中にある「雛壇滝」は、赤目五瀑以外で一番印象に残った滝です。
ずれることなく平行に4段、自然の岩が階段状になっている様子は凄いと思いました。
入口の水族館から徒歩80分、ようやく赤目五瀑最後の「琵琶滝」に到着!
高さ15m、楽器の琵琶の形に似ていることから名づけられたそう。
滝壺の左側の岩に進むことができる為、滝のすぐ近くまで行くことができるのですが、
流れる滝の轟音と共に吹く涼しい風が、まるでクーラーのように心地よいのです!
最高気温30℃越えの暑い日々でしたが、この場所は体感で24℃ぐらいだと思います。
心地よい疲れもあり、20分程天然のクーラーを浴びながらぼーっとしました。
最高の時間、来てよかった、ここまで歩いてよかったと心から思えました。
滝を見るのが好きな方はもちろん、自然の中を散策したい方や運動をしたい方、
夏休みの思い出作りなど、老若男女、国籍問わずにお楽しみいただけると思います!
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