久々に「元不動産賃貸営業マン」シリーズです！

（私の前職は不動産営業でした。）

暑い夏が一段落すると思われる（まだ暑いですが）秋に差し掛かる9月～10月、

不動産業界は、春商戦に次ぐ「繁忙期」なのです！

今回は何故これからの時期が繁忙期なのか、

秋商戦ではどのようなことが起こるのかについて書いていきたいと思います。

なぜ秋は繁忙期なのか

企業が10月1日付での転勤を行うケースが多いから、

また大学などで後期が10月から始まるのを機に一人暮らしを始めるというケースが多いからです。

（その他にも中途採用組がキリ良く10月1日入社となるケースもあります。）

人が動くということは賃貸物件に入居する方、退去する方が増えるということ。

つまり物件が良く動く時期であるということです。

（夏や冬などの閑散期を基準にすると、秋は約1.5～2倍の動きがあります。ちなみに春は3～4倍です。）

営業マン当時、秋は月の契約件数のノルマが2倍になっていたことを思い出します。。。笑

秋商戦ではどのようなことが起こるのか

春商戦同様、10月1日前後で引越しをする方が多くなります。

ただ春の4月1日と比べると区切りの日（10月1日など）はバラバラであるため、

引越し日は9月下旬～10月下旬にかけて適度に分散される傾向にあります。

（年度途中の転勤の為引継ぎなどで少し遅れたり、学生はもう少し早めに引越したりなど。）

また年度途中の転勤の辞令は（単身者の場合）異動日ギリギリに出されるケースが多いようで、

そこから物件探して準備して引越して、となると、10月下旬に引っ越す方もいらっしゃいます。

春商戦は4月1日に合わせて皆が一斉に動くのに対し、

秋は引越し日は分散されるので、引越し料金が極端に高くなるということはありません。

秋商戦で検討したい物件とは

ズバリ「単身者向け物件」です。

先程も述べましたが、年度途中の転勤・引越になる為、

お子さまがいるファミリー層は引越しが難しく、結果として2DK以上の間取りを持つマンションはあまり動きません。

圧倒的に動く物件は単身者向け物件となります。

動くということは退去後新たに募集をスタートする物件がたくさん出るということ。

SUUMOやHOMESなどの物件検索サイトに新着物件がたくさん表示されるようになります。

そして単身者向け物件の中でも最も引き合いが良いのは「即入居可能物件」です。

ギリギリのタイミングでの辞令による引越しの場合、

「1か月後に住める物件」よりも「すぐに住める即入居可物件」に人気が集まります。

まとめると、１Kやワンルームなどで即入居可物件は最も人気があります。

最後にいつもの宣伝になりますが。。。笑

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