忘れたころに書いているこのシリーズ。。。笑
前回は「設備・サービス面で意識したこと」を書きました(詳細はこちら)。
今回は「集客面で意識したこと」を書きたいと思います。
ゲストハウス開業を目指している方にとって参考になれば幸いです。
「集客」と聞くと、いかにもビジネスっぽく聞こえるでしょうか。
人によっては嫌悪感を覚える方もいらっしゃるかもしれません。
しかし集客とは、自分が自信をもって提供するサービスを、多くの方に知っていただく為の手段です。
提供するサービスを磨き上げるだけでは、お客様に来ていただくことはできません。
小売業や不動産業などは検討客に直接アプローチをすることができますが、
宿泊を検討している方に対して、直接アプローチすることができない宿泊業にとって、
集客施策がいかに大事かということはご理解いただけるのではないでしょうか。
このように大事な集客策。
以下の通り優先順位をつけて取り組むことにしました。
①プロによるホームページ制作
②googleマイビジネス&なるべく多くの予約サイトに登録
③SNSツールの活用と発信
④チラシ・フライヤーの製作と告知活動
一つずつ見ていきましょう。
①プロによるホームページ制作
行ってみないとどんなところなのかわからない宿業界にとって、
宿の雰囲気や特徴を自分の思うように訴求できる場所は、ホームページが一番です。
まさに宿にとって「顔」となる存在です。
当館は奈良中南部エリアにおいて、優位性のある価格設定をしておりましたので、
googleや各種予約サイトで「安い順に並び替え」をすると、上位に表示されます。
ただ、安いところ=質が悪いところ、という印象を持つ方もいらっしゃるかと思います。
「安心して泊まれそうだ」と思っていただくため、プロによってしっかりと作りこんだ
ホームページが必要不可欠だと考えました。
②googleマイビジネス&なるべく多くの予約サイトに登録
お客様が宿を選ぶステップには、次の3つの段階があると考えます。
Step1:いつ、どこへ、誰と行くかを決める
Step2:日帰りにするか、その場で宿泊するかを決める
Step3:予算を設定し、宿を探す
最も効率的で成果が上がりやすいのは、Step3「宿を探す」方へアプローチすること。
宿を探す方が見るサイト(googleや予約サイト)に、自身の宿をしっかりと登録し、
正確な情報をきっちりと掲載することで、お客様の比較対象に入ることができます。
当たり前のことのように見えて、実は徹底されていない宿が多いのが事実です。
探している人に向けて確実に宿情報をお届けすること、
これが集客の基本だと考えます。
予約サイトには楽天トラベル、じゃらんといった国内系、Booking.com、Expediaなど海外系、
Airbnbなどの民泊系があり、それぞれ特徴が異なります。
まずは多く登録してみて、そこから実績を基に絞り込みをしていくことがオススメです。
③SNSツールの活用と発信
TwitterやFacebook、InstagramやTiktok、LINEアカウントなどが挙げられますが、
前述したStep1~3で言うところの「Step3:宿を探す」方へ訴求する為の投稿というのは、
どうしても宣伝になりがちです。
そして宣伝に寄せた投稿は人々の関心を引きづらく、見てくださる方が増えないように思います。
当館では主にInstagramを中心に運用しているのですが、
どちらかというと「Step1:どこへ行くかを決める」「Step2:宿泊するかを決める」方に対し、
奈良の魅力や宿泊するメリットが伝わるよう、旬の写真を投稿し、
フォロワーさんを増やすことでまずは宿の認知度を高めるということを心がけております。
もちろん予約獲得にはなかなか繋がりませんが、以前から見てくださっていた方が
ご宿泊いただくなど、徐々に認知度アップに繋がっているのかなと感じます。
④チラシ・フライヤーの製作と告知活動
デジタル時代、チラシをポスティングしてもなかなか反応はありません。笑
実際に何度かチラシを作成し近隣へポスティングしても、あまり反応は良くありませんでした。
A6サイズのフライヤーを色々なお店に置いていただきましたが、こちらも反応悪く。。。
ただフライヤーは、ご宿泊いただいた方がどなたかを紹介してくださる時のツールとして、
有効に活用いただいたのかなという気がします。
以上、書いてきた集客策は、今でも試行錯誤しながら継続しております。
接客・サービス面の向上と集客策の実施は車で言うと両輪。
どちらも回し続けて、初めて前に進むことができます。
集客という言葉から逃げず、コツコツと取り組んでいただきたいと思います!
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