当館InstagramやFacebookでは発信したのですが、

11/20（日）、オーナーの私が新型コロナウイルス陽性となり、

本日11/26（土）まで療養の為臨時休館と致しました。

今週水曜日のブログ更新を予告なく停止し失礼いたしました。

休館中にご予約いただいていたお客様には全て事情をお伝えした上で、

相当分の補償をお約束した上でキャンセルと他のお宿の手配をお願い致しました。

中には突然の出来事にお怒りのお客様もいらっしゃいましたが、

皆様受け入れていただき、温かいお言葉をかけていただいたこと、感謝申し上げます。

今書いているのが11/25（金）なのですが、ようやく体調が回復して参りました。

以下、自分の備忘録の為、また皆様が万が一感染した時の参考として、

事の経緯を書いていこうと思います。

最初に症状を感じたのは11/19（土）の夜。

チェックインなどが全て終わり、事務仕事も終わってシャワーに入ろうとした際、

喉に違和感を覚えました。

冬場は乾燥により喉が枯れることはよくあるので、その一種だと感じ、その日は寝ました。

（体温チェックもしましたが36.5℃、平熱でした。）

明け方3時ぐらいに目が覚めると体が震えるような悪寒を感じ、

7時に目覚めると37.5℃、喉の痛みも激しくなっておりました。

チェックアウトのお客様が4組いらっしゃったのですが、

前に出るわけにはいかないと判断して管理人室のカーテン越しにご挨拶をした後、

常備していたコロナ抗原検査キットで検査したところ「陽性」に。

すぐに日曜日診療している病院へ電話するも、どこもかかりつけでないと診察してもらえず、

市の休日診療所も「検査キットで陽性と判断されている方は診れない」と言われます。

奈良県の相談窓口へ電話すると「研究用のキットではなく薬事承認されたキットで再検査してほしい」と言われたので、

急遽食料を持って駆けつけてくれた父へ、薬局に検査キットを買いに行ってもらい、

再検査の結果、やはり陽性となりました。

奈良県の陽性者登録をWEBで済ませ、（結局資料とパルスオキシメーターを送付されただけで何のフォローの電話もかかってきませんでした。）

当日以降の予約者へキャンセル依頼の電話・メールをすぐに行い、

お昼にはお粥を食べて持ち合わせの解熱鎮痛剤を飲み、

少し熱が引いて来たので昼寝をします。

夕方起きるとまた37.5℃になり、食べられるかなと思って作ったサッポロ一番塩ラーメンは、

結局2口しか食べられずに終わりました。

吐き気のような咳が止まらず、この時が一番つらかったです。

（水中の中にいるような咳という表現を以前耳にしましたが、とてもわかります。）

翌日以降も、少し症状が治まったと思えばまたぶり返すという状態が続きました。

それでも食欲はそこそこ戻り、味覚や嗅覚に異常はなかったです。

3日目の火曜日には、以前一度お世話になったクリニックへ事情を電話すると、

電話で診療して処方箋を出してくれました。

県の陽性者登録をしていたおかげで迅速に対応していただきました。

コロナの薬ではないもののここから徐々に快方へ向かい、

5日目の木曜日に熱は落ち着き、6日目の金曜日は咳やのどの痛みも相当落ち着きました。

当初はコロナに感染した際「感染経路」を追っていったかと思いますが、

私の場合何度考えても全く心当たりがございません。

あの時のあの行動が。。。などと後悔することもなく、

もはやこれだけ蔓延している状況では、絶対に感染を防ぐことは厳しいということ、

それでも可能性を減らすために、身を守るために、感染対策を徹底することは重要だと思いました。

また未だ感染していない方へ、以下のことをオススメします。

・自宅に薬事承認された「コロナ抗原検査キット」を常備しよう！

　今では薬局・ドラッグストアで薬剤師の説明を受けると、1000円台で購入することができます。

　自分自身の状況を把握し他の方へ迷惑をかけない為にも、大事だと感じました。

・何らかの形で近くの病院・クリニックとかかわりを持っておこう！

　今はどこの病院の発熱外来も混雑しており、

　過去に診察した人しかダメ、というところが多かったです。

　（県から送られた診察可能リストに電話をしても、そのように断られました。）

　例えばインフルエンザワクチンとかでもよいので、近くのクリニックとかかわりを持っておくと、いざという時に安心です。

・症状が辛いときはお粥とポカリとウィダーインゼリー！

　塩ラーメンを愛してやまない自分が2口しか食べられなかったほど辛かった時、

　お粥、ポカリ、ウィダーインゼリーを頑張って食べていました。

　常備しておいても良いかもしれません。

風邪やインフルエンザ、以前苦しめられた扁桃炎とは全く違い、

何度も症状の波が訪れる病気で、二度と罹りたくないと本気で思いました。

11月27日（日）の宿泊より当館は再開いたしますが、

改めて感染対策を徹底すると共に、皆様にも感染対策へのご協力を宜しくお願い致します。

※もちろんお越しのお客様には元気に笑顔で応対させていただきます！！