ゲストハウスのオーナーとはどんなイメージをお持ちでしょうか。
もちろん経営者として経営や資金面のことを考えることは大事であり、
運営面にも気を遣う必要があります。
ただご宿泊者様から見えるイメージは、交流の輪の中心で
ワイワイと話しているような姿=オーナー、という方も多いのではないでしょうか。

当館でも、複数名のご宿泊者様と私とがたまたま共有スペースに居合わせた時に、
皆でお話しする機会があります。
私は立場上チェックイン時に多少お話ししており、
どういう目的でご宿泊されているのかはだいたい把握しているので、
自分から積極的に色々話を振っていき、場を盛り上げようとします。
その時を振り替えると、まるで「バーのマスターみたいだ」と感じます。
元々私はバーが大好きで、マスターや他のお客さんとお話しするのが楽しみでした。
マスターという仕事に憧れたこともありました。
だからこそ、お客様同士を繋ぐことに喜びを感じるのかもしれません。

また、ご宿泊者様と一対一でお話しすることもあります。
チェックイン時だけでなく、共有スペースで夕食時や寛いでいらっしゃる時に、
明日の予定を相談されると、そこから奈良の魅力や地域の情報をお話し合うことがあります。
その時を振り替えると、まるで「コンシェルジュみたいだ」と感じます。
以前こちらの記事で書きましたが、
明日香村の魅力を感じてこの地でゲストハウスをしたい!と思い、
当館Instagramで投稿している通り、実際にあちこちのスポットを巡って、
奥深い奈良中南部の虜になっている身として、
奈良を好きになってくださることは、とても嬉しいことです。
コンシェルジュのように、どんな質問にも答えられるようになりたいと思います。

そしてご宿泊者様とお話ししていると、深い話になることもあります。
例えばゲストハウスの開業について、運営について質問され、お答えしている内に、
ご宿泊者様の「夢」「目標」「今の悩みや不安」を打ち明けてくださることもあります。
同じ自営業の方から「経営」について相談されることもあります。
そういう話の時は、なるべく私が話しすぎないようお話しをいっぱい聞いて、
思ったことや感じたことを簡潔に言うようにしております。
その時を振り替えると、まるで「カウンセラーみたいだ」と感じます。
私は自分の話を武勇伝かのように自慢げに話すのは好きではないですし、
成功体験を得意げに話す人はあまり信用できないと思うタイプです。
悩みや相談を聞くのは全然好きなので、カウンセラーっぽくなるのかもしれません。

「おっ、なんか面白そう!」と思われたそこのあなた、
ゲストハウスのオーナーに向いているかもしれません。笑
とは言っても、当館では交流するのもお部屋でゆっくり過ごすのも自由です。
お部屋にいらっしゃる方をわざわざ呼んだり、部屋に戻ろうとされる方を呼び止めたりは致しません。
また以前こちらで書いたように、交流の様子を撮影したりSNSに投稿したりは致しません。
だからこそ、「ちょっと話してみたいなー」と思われた方は、
是非話しかけていただければ嬉しいです!
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