2020年備忘録、前回からの続きです!(前回はこちらをご覧ください。)
11月
都市部を中心に感染拡大の傾向が見え始めていたものの、10月から本格的に動き出した一連の
「GoToキャンペーン」がブームとなり、観光業や飲食業は回復の兆しが見えていました。
(紅葉時期の京都・嵐山は前年以上の人出だったようです。詳細はこちらの記事より。)
一方で感染を恐れて外出を控える方も多く、世論が二分化されていくことになりました。
GoToトラベルを巡っては「GoToトラベル格差、安宿は恩恵がない」といった報道がされておりました。
(こちらの記事をご参照ください。)
要するに、1人1泊あたりの割引率が変わらないのであれば、高額な宿は割引される金額が大きくなるため、安宿には恩恵が少ない、ということです。
しかしこれは間違いだと考えております。
お客様(特にリピーターさん)と当時お話していてよく伺った意見は
「安くなるからと言って無理してグレードを上げるのではなく、いつもの宿がちょっとお得に泊まれる方がいい」ということでした。
リピーターさんに感謝すると共に、そういうお客様に恵まれたことが幸せだと感じておりました。
また、実際に観光庁から以下のようなデータも出ております。
「7/22~11/15での1人泊あたり旅行代金の平均は約1万3627円」
高級宿が単価を押し上げていることを考えると、1万円以下の宿にも十分恩恵があったことが伺えます。
日頃の努力が大切だと改めて思いました。
当館はおかげさまでGoToトラベル利用者が多く、恩恵を一定程度感じた立場なのですが、
それでもこの頃は、お客様がこうしたキャンペーンに慣れてしまっていると感じていました。
具体的に言うと…
・少しでもお得に泊まろうと何度も予約・キャンセルを繰り返す
・クーポンを多く消費できるからか連泊なのに1泊ずつ予約する
・ガラケーの方が地域共通クーポンの電子クーポンに苦戦、不愉快な気持ちになられる
などなど、本当に色々なことがありました。
果たしてこのキャンペーンがなくなってしまったら、通常料金2500円でも高いと感じてしまうのか、
将来に不安な気持ちを抱えながら、目の前のお客様と応対しておりました。
次はラスト12月!
GoToトラベルキャンペーンが突然一時停止となった影響や、
感染状況による予約の動向などを書いていきたいと思います!!
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