近年「エコ」「SDGs」を意識した商品・サービスが増えてきており、

本年4月1日には通称「プラスチック新法」と呼ばれる

「プラスチック資源循環促進法」が施工されました。

ホテル業界も例外ではなく、

ホテルの各部屋に置かれているアメニティ類（歯ブラシ、くし、カミソリなど）について、

「特定プラスチック使用製品の使用の合理化」に取り組むことが求められております。

（大手ホテルチェーンはこちらの記事のように対応されているようです。）

そこで今回は、以前から当館が取り組んでいる「エコ」「SDGs」への取り組みをご紹介します！

アメニティ類の持参のお願い＆有料での提供

一般的なホテル・旅館には、

タオル類、歯ブラシ、カミソリ、シャワーキャップ、寝具、使い捨てスリッパなどがあると思います。

当館では、バスタオル・フェイスタオルは有料レンタル（公式HPや直接予約の場合は無料）、

歯ブラシ・カミソリは有料販売（100円）、

シャワーキャップ・寝具・その他アメニティ類は持参をお願いしております。

（シャンプー・コンディショナー・ボディソープ・ハンドソープ・ペーパータオル・消毒液・耳栓は無料で設置しております。）

星野リゾートの星野社長が先日の記者会見にて、

「業界全体の脱プラ化を提言した」というこちらの記事がありました。

今後はアメニティが当たり前という時代ではなくなってくるのかもしれませんね。

シャワーヘッドに節水ノズル装着

オープン直後からシャワールーム２つのシャワーヘッドとホースの間に、

水圧は保たれたまま約3割の節水効果があるという節水ノズルを使用しております。

（何度も利用いただいているリピーターさんにその話をしたところ、全然気づかなかったとのことですので、水圧は問題ないと言ってよいかと思います。）

お湯の量が少ないと水道・ガス共に節約ができるので、エコですね！

使い捨て食器は提供しない

当館では割り箸、ストロー、紙コップ、プラスチックスプーン、紙皿などの提供はございません。

上の写真の通り、一通りの食器とカトラリーをご準備し、

使用後はご自身で洗っていただくようにしております。

フードロス削減の為食事の提供はしない

当館は食事や飲料の持込OKです。（写真には写っておりませんが大きな冷蔵庫もあります。）

自分で食べる分は自分でご用意いただくことになります。

朝食を提供するゲストハウスもありますが、生ものである以上、

在庫管理をどんなに頑張ってもロスが出る可能性はあります。

（当館では以前レトルトご飯やレトルト味噌汁を販売しておりましたが、ロスが出てしまったため止めました。）

フードロス削減の一助になればと思っております。

とはいえコロナ禍の今、使い捨てのものが全て悪いというわけにも参りません。

コロナやノロウイルス対策として、洗面台やトイレのタオルを止めてペーパータオルを設置し、

うがい用として紙コップを設置しております。

もちろん館内至る所にアルコール消毒液の設置もございます。

今回は当館のエコへの取り組みをご紹介しました！

他にもできることがあれば積極的に取り入れたいなーと思っております。

美しい自然を守るために、一人一人の行動は小さくても、

みんなが動けば力になれるのではないでしょうか！