昨日の10月1日をもちまして、
ゲストハウスはじまりは開業5周年を迎えることができました!!
個人事業主が起業後、5年後に生存している確率はわずか25%(詳細はこちら)である中、
ここまで経営上・運営上での大きな危機もなく来れたのは、
間違いなく日頃から応援してくださり、そしてご宿泊いただきました皆様のおかげです。
本当にありがとうございます。
今回はこの5年間を振り返り、ターニングポイントとなった2つの出来事について書いていきたいと思います。
1.コロナ禍を経て変えたこと
まずはやはり、開業後半年で始まってしまったコロナ禍です。
本ブログシリーズ「ゲストハウス開業まで」「ゲストハウス開業マニュアル」で書いたことを実践し、無事開業、
その後、当初2週間ぐらいは少し集客に悩むことはあったものの、
10月3週目からは多くのお客様にお越しいただき、初月から黒字を達成しました。
その後想像を超える程の方にご宿泊いただいたため、集客に悩む・困るということはありませんでした。
きっとあのままだと調子に乗っていたでしょう。
しかしそこに2020年3月、コロナ禍が襲いました。
全国・全世界の方と交流をするという、所謂「密」がウリだったゲストハウスは、
「3密」の防止や、県外への不要不急の移動の自粛により、存在意義を見失いました。
また当時元々過剰供給気味であった京都などでは、ゲストハウスがどんどん廃業となりました。
当面の集客だけでなく、この時代にゲストハウスを営業する意味について、
恐らく人生で一番考え、悩みました。
その結果「ホテル以上に安心して宿泊できるゲストハウスにしよう」と決め、
日々の清掃・換気・接客をイチから見直し、どんどん改善を続けていきました。
(この辺りの経緯は本ブログ「2020年備忘録」シリーズをご覧ください。)
これが売上の早期V字回復やリピーターさんの増加・定着に繋がったと思います。
あの時諦めずに一生懸命汗をかいて、本当に良かったです。
2.扁桃腺切除手術を経て気づいたこと
2021年1月のある日の夜、突然41℃の熱にうなされました。
翌日病院へ駆け込みましたが、コロナでもインフルエンザでもなく、原因不明とのこと。
同じ現象が1月にもう1回、そしてゴールデンウィーク前にもありました。
5月に総合病院でちゃんと診察してもらったところ、扁桃腺が腫れているということになり、
6月、ゲストハウスはじまりを3週間休館にして、扁桃腺切除の手術をしていただきました。
その時に気づいたのは、
何でもかんでも一人で頑張りすぎていた、ということでした。
どうしても用事がある日以外、予約がない日は休みということで運営していた結果、
ほとんど休みがないという時もあり、疲れが取れないまま運営をする日々が続いていたんだと思いました。
そこで自分の中で「働き方改革をしよう!」と考え、
最低でも1ヶ月に4日、基本的に8日前後、お休みをいただくことにしようを決めました。
(人を雇うことは、当時の経営状況から考えられませんでした。)
適度に休みを取ることでリフレッシュ出来て疲れも取れる上、
会いたかった人に会い、行きたかったところに行き、したいことをするようになると、
気分が晴れてお客様ともより笑顔で接客できるようになり、
ストレスフリーな生活を送ることができるようになったと思います。
個人事業主は24時間365日仕事のことを考えておりますが、
それでも適度に休みを取ってリフレッシュすることは、とても大事なことだと気づきました。
ということで、改めまして5年の間にご宿泊いただいた皆様、
また日頃から支えてくださる皆様、
本当にありがとうございました。
6年目以降も変わらず、一つ一つ、お一人お一人と丁寧に向き合いながら、
楽しく生きていこうと思います。
至らない点は多々あろうかと思いますが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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