毎年10月中旬～下旬にかけて見頃を迎えると言われる藤原宮跡の秋桜。

今年もニュースやSNSなどで12日頃から「今が見頃！」と言われておりました。

「全然涼しくなっていないのに本当に見頃を迎えてるのだろうか」と疑問に思いながら、

17日に訪問したら、例年よりも明らかに咲いている花が少なかったので、

「猛暑の影響で今年は不作なんだろうか・・・」と思っておりました。

しかし24日に再訪したところ、例年通りの花が咲いており、

まさに今が最盛期！といったところでした。

本日は24日の藤原宮跡・秋桜の様子を写真でご紹介しながら、

見頃はいつまでなのかを、例年と比べながらお伝えできればと思います。

先週までに訪問された方、もう一回行った方が良いですよ！笑

まずは藤原宮跡全体の中でどこが秋桜エリアなのか、上の図でご覧ください。

そしてピンク色の間に遊歩道があり、そこを境に「北エリア」「南エリア」と分かれております。

毎年北エリアから咲き始め、1週間から10日程遅れて南エリアが咲きます。

また緑のハナハスエリアの左、「朝堂院東ゾーン」という所には毎年、

黄色やオレンジなど、ピンク色ではない色のコスモスが咲きます。

では早速、10月24日の様子をご紹介します。

まずは北エリアから！

北エリアは全体的にまだまだ見頃が続いておりました。

先週よりも咲いている花の量が増えており、一部枯れている花もありましたが、

逆にまだ蕾の花もあるなど、あともう少し見頃は続きそうです。

北エリアはコスモスの種類として「花びら自体が一つの色」というタイプが多く、

こちらは咲くのが遅いのか、まだまだ見頃は続きそうでした。

南エリアを東から見た様子です。

東から進むと最初に広がるのは、北エリアと同じタイプの種類の秋桜。

まだ蕾の花も多く、3日ぐらいに見頃になりそうだと感じました。

一方同じ南エリアでも、外側が濃い色の花びらの種類は、

今がちょうど見頃といったところ。

一部蕾もあれば枯れた花もあり、全体的に綺麗な状態でした。

あと数日は見頃の状態が続くのではないかと感じました。

ということで、今月いっぱいは見頃が続くと予想される藤原宮跡の秋桜。

現地の駐車場の他に大和八木駅からコミュニティバスへ行くこともできますが、

バスは便数が少なくやや不便です。

当館のご宿泊の方は、レンタサイクルを使えば約10分強で到着しますので、

自転車で藤原宮跡やその周辺を散策してみるのはいかがでしょうか！