3月も残り10日あまり、間もなく4月になります。
入学・入社・転勤・転職など、4月から新生活を迎えるという方は多いのではないでしょうか。
新天地へのお引越となれば、当然住居を探す必要がありますが、
以前から合格や配属先がわかっている人ばかりではなく、
「ようやく合格したかどうか、配属先がどこなのかわかった」という方も多くいらっしゃいます。
(国公立大学の後期入試の合格発表はおおよそ3/20~3/24のようです。)
その場合は、1~2週間で部屋探しや引越手続などを全て済ませなければなりません。
今回は「すぐに引っ越さなければならない場合でのお部屋探しの注意点」について、
元大手不動産賃貸営業の私が、忖度なしで書いていきたいと思います!
1.即入居可能物件を選ぼう。
引越す方が多いということは、退去する方も多い時期。
3/20-25までに退去した物件は、「4/1~入居可」として既に募集されております。
(4/5~入居可よりも次の入居者が決まる可能性が格段に高い為)
これは退去後、室内清掃(ハウスクリーニング)が約1週間ほどで終わると見込んで、
4/1~入居可と募集しているわけなんですが、
「予想以上に部屋が汚れていて4/1に間に合わない」というトラブルが時々起こります。
(入居後に壁紙を張り替えたり設備を入れ替えたケースもありました。)
せっかくの新生活、スタートからトラブルにならないよう、すでに清掃が完了している
「即入居可能物件」を選ぶようにしましょう。
(そういう観点で言うと、ギリギリに完成予定の新築物件もオススメしません。)
2.引越し業者を使わなくてもよいようにしよう。
3/20~4/10の期間は引越し業者が1年で最も忙しい時期。
事前に手配済みの方で引越しの人員やトラックは埋まっており、
今から新たに引き受けてくれる業者はもうないと思われます。
(人手不足からここ数年「引越難民」という言葉も生まれました。。。)
引越し業者が使えない場合、以下の方法がオススメです。
・家具家電などはできる限り現地やネットで購入(到着まで時間がかかる場合も)
・服や本などは段ボールに詰めて宅急便で配送
・すぐに必要なものはトランクケースに入れて自分で運ぶ
これで当分の間凌ぐことはできるかと思います!
(家具家電付やインターネット込などの物件は色々な手間が省けてよいと思います!)
3.決まる前から物件の目星をつけ、決まったらすぐに動こう。
特に大学生の場合、合格発表のタイミングは皆同じ。
発表の瞬間から一斉に、お部屋探しのゴングが鳴ることになります。
「じゃあ2-3日後に不動産屋に行って相談して・・・」と
悠長なことをしていると、良い部屋はどんどんなくなっていきます。
決まる前から不動産屋に行く必要はないと思いますが、
せめて物件検索サイト(SUUMO,HOMES,ひつじ不動産など)で希望物件のイメージを掴み、
決まったらすぐに問い合わせをして内覧をしに行きましょう。
結構優先度の高い事項だと思いますので、早めに動くことをオススメします!
4.お部屋が気に入らなかったら引越せばよいというゆとりを持とう。
元々「100点満点」のお部屋はない、と言われます。
ましてや今回はゆっくり探す時間がなく、入居条件に合う物件も少ないと思われます。
夜の雰囲気はどうか、他にどんな入居者がいるか、など、
じっくり検討したいというお気持ちはとてもよくわかりますが、
そうこうしているうちに希望物件がなくなる、という可能性は極めて高いです。
購入するのではなく賃貸、住んでみて気に入らなければ引っ越すことはできます。
(5月になれば引越し料金も安くなり、物件をゆっくり探せるようになります。)
この短期間に「100点に近いベストな物件を選ぶ!」という意気込みだと、
新生活が始まっても家がなくホテル暮らし・・・ということがあり得ます。
強くこだわりを持つのではなく、「ダメなら次引越そう!」というぐらいのゆとりを持って
早く決めた方が、数年間住み続けることになる良い物件に出会えると思います。
(そういう点からも初期費用ができるだけ安い物件の方が良いかもしれませんね。)
いかがでしょうか。
皆様の新生活が充実したものになることを祈念しております!
(奈良でお探しの方は「大和八木シェアハウス橿の木」をどうぞよろしくお願い致します!)
公式Instagramもチェック!
https://www.instagram.com/guesthousehajimari/
★☆ コメント・お問い合わせはこちら ☆★
https://guesthouse-hajimari.jp/contact/index.html#contact_web