桜の時期からゴールデンウィーク迄の怒涛の日々を駆け抜け、

その後は少し落ち着くかと思いきや、

主に一人旅の方に多くご利用いただき、ありがたいことに

忙しい日々を過ごしております。

一人旅の方が多いこの時期は毎年、フリースペースでの交流が活発になる傾向があり、

今年もこの場所でたくさんの一期一会な出会いが生まれております。

もちろん交流が生まれるかどうかはタイミングや運次第でもありますが、

「折角ならオーナーや他のお客さんと交流してみたい！」という方は、

以下の5つを心がけていただくと、交流のチャンスが増えるかもしれません。

当館だけでなく、ゲストハウスに泊まって交流してみたいと思う方は、

是非ご参照ください！

フリースペースでの滞在時間を増やそう

当館ではいくら交流の意欲がある方だとはいえ、

客室で寛いでいらっしゃる方に「声をかける」といったことは致しません。

（ゲストハウスによってはそういうところもあるみたいですが。）

宿は疲れを癒す場所であり、休みたい気持ちを邪魔することは論外です。

「誰かと交流してみたい」と思われたのならば、

フリースペースに行って、そこで少し滞在するようにしましょう。

最低限、清潔な格好でいよう

これからの季節、暑さで汗だくになってしまうのは仕方のないことです。

ただあまりにも汗びっしょりの服だったり汗臭い状態というのは、

私だけでなく他のゲストさんが見て気持ちの良いものではないと思います。

（特に鼻がもげるほどの体臭は結構きついです。）

すぐに交流の輪に参加したいという気持ちはわかりますが、

まずはシャワーを浴びて着替えてからお越しいただければと思います。

まずはオーナーに声をかけてみる

いきなり他のゲストさんに声をかけるというのは、ハードルが高いかもしれません。

また何かの作業に集中していて声をかけづらいということもあります。

オーナー（私）はチェックインの際に多少なりとも話をしているわけですから、

まだ少しは声をかけやすいはずです。（嫌な印象でなければですが。。。）

気づいたら私から声をかけるようにしますが、よろしければ

フリースペースに設置している「呼び出しベル」を押していただいてもOKです！

お気軽にお声がけください。

自分ばかり話すのではなく、相手の話を聞こう

当たり前のことですが、ゲストハウスという場所においては、

オーナーも含めて「皆が対等」です。

どんな名誉を持つ方であっても、この場では一人のゲストです。

また交流とは、互いのやり取りによって生まれていくものであり、

一人がただひたすら語るのは、それは交流ではなくセミナーです。

セミナーを受講しに泊まりに来られているわけではありません。

相手のお話しをよく聞いた上で自分の話をするようにしましょう。

相手や周りへの配慮を忘れずに

交流が盛り上がったとしても、今は旅の途中です。

明日早起きされる方は、早く寝たいと思うのは当然です。

相手がそろそろ部屋に戻ろうとしているのに、無理に引き留めることはやめましょう。

また、旅目的でもビジネス目的でもそれ以外が目的だとしても、

家ではない場所に泊まることは「非日常」空間なのであり、

「日常」から離れて開放的な気持ちで過ごしたいと思いますので、

プライベートを根掘り葉掘り詮索するような質問は、

ともすれば「忘れたい日常」を思い出し、嫌な気持ちにさせてしまうことがあります。

皆が楽しい空間作りに、ご協力をお願い致します。

開業前数多くのゲストハウスを巡った経験から申し上げますと、

ゲストハウスで交流ができるかどうかは「タイミング」と「運」次第だと思います。

楽しく交流が出来たらラッキー、できなかったらそういう日もあると割り切ることが、

ゲストハウスを楽しむコツだと思います！！